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BZ(バイナリエディタ)

Stirling(バイナリエディタ)

UPX(実行ファイル圧縮)/upx203w.zip

 

◇BZは、データ上書き専用。挿入したい場合はStirlingを使用。

◇バイナリエディタとUPXによるSynthEditの判断について

BZ
まず、BZを起動し、DLLファイルを読み込むと下の画面になります。
@でSynthEditと入れ、Aをクリックするとファイル内検索となり、SynthEdit製なら、Bのように記述がみつかります。
UPXでの圧縮がない場合は、これでSynthEdit製であることが解ります。SynthEdit製でないなら、

 

UPXの説明の前に、BZでUPXされているかどうか判断することができます。

メニューの【表示】から、
ビットマップ表示を選択すると、左のような画像が表示されます。

これは、バイナリデータをそのまま画像として表示したものです。何で、こんなものがあるのかというと、

データの種類がプログラムなのか、文字列のようなデータなのかを判断できます。

UPXのような圧縮されると、左のような均等の模様となります。圧縮によって緻密で似たようなもので隙間なく埋っているわけですね。

 


通常のプログラムだと、左のように密集しているけど、バラついた表示となります。
模様が均等ではないですよね。この場合は圧縮されていません。

ちなみに文字列データだと、真っ赤とか真っ白の塊と隙間に分かれます。

 


 

UPX
上記サイトからダウンロードし、upx203w.zipを解凍したら、とりあえず必要なファイルは、upx.exeだけです。
DOSモードのみで動くのですが、面倒なコマンドラインはやめて、バッチファイルによって起動します。

バッチファイルとは、拡張子が.BATのもので、中身はテキストファイル、実行プログラム等を記述することで、自動実行するものです。
Windowsのメモ帳か、テキストエディタで以下を記述します。

VST.DLLは仮に記述しただけですから、圧縮解凍するものの名前にしてupx.exeと同じフォルダに入れてください。
−d という命令が圧縮解凍で、これがなければ、圧縮モードとなります。
たった、これだけです。
テキストエディタの保存で、ファイル名を (適当な名前).BATとして、書き込みます。
後は、エクスプローラーから、このBATファイルをWクリックして、実行します。
圧縮が解凍されると、サイズの大きくなったDLLができます。
これをBZで見ると、SynthEditの表記がでます(SynthEdit製なら)


UPX以外のパック

実行型圧縮は、UPXだけではありません。小数ですが、UPX以外で圧縮されたSynthEditもありました。なかにはアンパック不可もあります。
ビットマップで見れば、ほとんどが均等模様なので、だいたい分かります。
実際に、UPXで解凍しようとして、これはUPXで圧縮されていない、という表示が出たら、逆に-dをとって圧縮モードにすると、これはUPX以外で圧縮されているので不可というメッセージが出ます。

 

web.archive.org内にあるZIPファイルの欠落

 

web.archive.orgでzipファイルをダウンロードすると最後の2バイト(00)が欠落して、zipファイルの認識ができません。
修正は、Stirling(バイナリエディタ)を使います。

もちろん、00と打つのは、最後尾にプラスするのであり、全体のバイト数が2バイト増えることになります。
上記作業で、上書きすればOK。

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