【評価基準】
★☆:ダウンロードして使う価値あり。

★☆:同様に価値ありですが要修正。

★☆:類似なしのベスト賞。


 

//




 

◇取敢えずダウンロードしたものに対して、ウダウダ言ってみようという事で始めたわけですが、それも昔の話、今では(2015)新たなSoundFontがアップされることは希になりました。新たな音源はWAVファイルでアップされることが多く、それをSFZで使うのがメインになりつつあります。というわけで、WAVによる音源も取り上げます。

◇SoundFontも中身はWAVなので、自前でSoundFont化することも可能ですが、SFZ形式の方が楽だし後の加工も柔軟にできます。

◇SoundFontは、sf2-midi.comを中心にアップされてきましたが、このサイトは、使えないと思ったほうがよいです。他のthesoundsite.net、Sound Site等は消滅しています。古いものは入手困難な状況です。

◇2008年、sf2-midi.comはリニューアルされ、個別リンクは全て無効になってしまいました。簡単には修正できないので、サイト内の検索などで探して下さい。ご意見、質問はこちらへSoundFont-BBS

 

◇リンク切れ=サイト閉鎖が多いです。一応記録として残してあります。また、「archive.org」で拾えるものは修正していますが、無いものは別サイトになっているケースもあるので、ウェブ検索で探してみてください。

◇SoundFontは、Sound Blaster装着時にPC内に何をセットしたか記録される。そのファイルは、Windows2000の場合、
C:\WINNT\system32 のフォルダ内にある【settings.sfm + settingsbkup.sfm】という2つに格納される。何らかの影響で、リセットされてしまう事がSound Blasterの場合、多いので、この2つを別フォルダに保存しておくのは有益だと思われる。使い分けも可能だろう。
ただし、再起動で、現在の設定が上書きされてしまうので、簡単にはいかなない。別のOS(あるいはセーフモード?)から書き換える必要がある。



■ Web拍手
■ sfz-download
■ sfz File Format.


.

 

10-9

2020

SFZ_allocation
ドラム、パーカッション類専用ですが、SFZファイルを自動生成します。
フォルダに、このソフトとWAVを置き、実行するとフォルダ内のWAVファイル名を記述したSFZファイルが生成されます。
ひたすらコピーペーストを繰り返し作成していたSFZですが、これ一発で可能になりました。
一度作成したSFZ、今までは無用な音があって削除したら、当然、音抜けのキーができてしまいますが、何度でも、やり直しが利くわけで、労力削減は、最初だけではありません。
順番は名前順なので、頭一文字リネームすれば、キーの配列は好きなように変えられるでしょう。
※NET Frameworkが必須となります。Visual C++の仕様(32のみ)。

 

5-5

2018

(WAV)

SCC Expressive Strings
メールで教えていただきました。有り難うございます。もう積極的に音源探しをしていないのですが、興味を失ったわけでもなく、曲作りもしているので、良いものが見つかると嬉しいです。
この他にピアノ音源も教えてもらったのですが、私の環境では落せなかったり、カート物だったりで断念しました。
このストリングスは、空気感もよく入っていて、とても優秀な録音です。
SFZ形式での扱いなのですが、付属SFZファイルでは音が出ません。記述されたフォルダ記号が海外での”/”で、これを国内用の”¥”(半角)に直さないといけないのです。
テキストファイルなので、メモ帳などで、こつこつ置換させます。一括指定の場合、多くのテキストエディタの仕様で、¥は記号扱いとなり、置換記述の場合、”¥¥”のように連続で記述することがあるので注意です。
それから、スタッカートやトレモロ等、多くの音源が入っていますが、全部一緒に鳴ってしまいます。強弱の違いでスタッカート等は同じ扱いできますが、この辺は、やはり私の環境では分離できないので(Key Switch)、それぞれの部分をカット・独立させて正常に音出しができました。

ここには、SCC Taiko Drumsというのもあり、これも優秀。こちらは、そのまま音が出ました。

 

9-18

2017

(WAV)

BACK TO SCHOOL,
ドラムキットが約100種類、24bit、44.1kHzの高音質。今では驚く程のものではないですが、全て使える音源です。
種類を稼ぐための使えないサンプルは無いので、いくつあっても良いという類ですね。
サンプルはすべて100%ロイヤリティフリーで、個人または商業作品で使用することができるようです。
サイトへ行くと、いかにもカートへ入れて、という姿ですが、直で落せます。ログインも不用。これだけでも好感もてます。

 

3-1

2017

(WAV)

The #GameAudioGDC Bundle (Part 3)
以前、「The GameAudioGDC Bundle Part 2」という効果音集がありましたが、今回はその(Part 3)でサイズも20GB。
落すのも大変だけど、これだけの量と質でフリーですから必聴の価値あり。

 

1-28

2017

(WAV)

GM0010 Gong
ゴングを集めたもの。連続的に鳴っていないワンショットは使えます。16bit、44.1kHz。
今までにない、とてもクリアな音色もあります。サンプルには僅かな空白があるので波形編集ソフトで修正が必要です。
連続音でも必要な部分以外をカットすれば良いかな。

 

12-31

2016

(WAV)

Searching for Sound: Listening to Bombay with Sandunes
インドの商業・娯楽の中心地ボンベイを歩いて収録した音が納められています。
24bit、48kHzステレオの優秀録音(wavファイル)。よくありがちな、街で収録された使えない音ではなく、音楽として何が必要かが解っているようで、ワンショットは、そのままパーカッションとしての役割を持つでしょう。
街中での声もあれば、太鼓の楽器音もあり、サンプルとしての有難味十分です

 

11-13

2016

(WAV)

Drum Depot Analog Rumble, 19 free drum kits for electronic music
音色が19ではなく、ドラムキットが19種類なので、かなりのサンプルがあり、どれも16bit、44.1kHzの優秀な録音です。
WAVファイルのドラムサンプルは、似た傾向の音色が多いし、質も良いけど、特徴のあるものは少ないというか、そんな特徴は求めていない、というのが本筋でしょうか。
ただ、種類が多くなれば、いろんな音を作ってみたけど、まず使わない音というのが多くなります。
好みで音色を選択し、まとめる、と書くのは簡単だけど、なにかと面倒な作業でもあります。音は目で見えないですから、波形編集ソフトなどで聴いてから、一つ一つ移動させるのは大変。
そこで、SonicExplorerを使い、予め自分のフォルダを作っておいて、これで聴きながら移動、というのが早いです。
このサンプルはSFZファイルも付属しています。

 

7-16

2016

(WAV)

Meatbass
生ペースというより、コントラバスと言うべき、弓によるサンプルが含まれます。
24bit、44.1kHzモノラル。ベースの質感をよく捉えた優秀録音です。サイトにあるジャズベースのサンプル音源は強音ばかりで品のないものになっていますが、サンプルはレイヤーもあるので作り手次第でもっと良いものになりそう。
レイヤーの割り当ては難しいものがあり、サンプルの録音状態との兼ね合いもあるけど、ただ、生っぽく聞えるというのではなく、音楽としての表現力を求めると、自分なりの修正は必要かと思われます。

 

7-2

2016

(WAV)

VSCO 2: Community Edition
フリーのオーケストラ音源です。
この他に2種類の有料版がありますが、これはフリーで1.9GBの音源となります。
16〜24bit、44.1kHzのステレオ録音、とても優秀です。しかし、所々演奏に問題があります。管楽器での音の揺れ、弦楽器での微妙な音程や奏法のバラツキ等。チェロでは、和音の濁りになってしまう場合があります。全てではなく一部の音なので、そういうものだと諦めてうまく使うしかないですね。録音は優秀で、SoundFontとは違う生々しさは貴重なものです。
SFZファイルも用意されていますが、解凍後、そのままではだめで、それぞれの音源フォルダへ移動させる必要があります。
実際にSFZを割り当てて、製作中の曲で鳴らしてみたのだけど、意外に使えない;;
生のオケの、ソレっぽいものは充分可能なんだけど、それはとても表面的で、形を作りましたという範囲。柔軟な曲製作では表現力が狭く、特定の音が際だったりすることもあり、違和感が出てくる。
音の流れを素直に感じさせるサンプルは、難しいんだと改めて感じてしまう。しかし、そこはSFZであるなら、組替えも楽だし、サンプルそのものを手直しして目的に合ったものを作るのも、あり、だと思う。

SFZファイルが無いのもあるようで、移動中に消してしまったのかもしれないけど、
Violin Section→susVib
ストリングスの一番大事なところが無いので、修正も兼ねて作ってみました。
ViolinEns_Vib(musf).sfz
これも前述のように、サンプルと同じフォルダに置きます。(以下同様に)
鍵盤を話すとプチっと音切れになるのも不自然なので、リリースを上げています。
他のSFZで同様にするには、サンプル名記述のすぐ上にある----<group>の下に--(←この位置重要)
ampeg_release=1.3
 ( いちてんさん )と足します。
低域と高域も目一杯上げているので、音切れもなく再生可能。これでリバーブを付ければ、そこそこ使えるストリングスになります。後は、サンプルそのものに手を加えて修正。

Percussionも見当たらなかったので追加。
0_VSCO2-Percussion_01.sfz

 

7-2

2016

(WAV)

Ludwig Super Classic 1964 Drumset
また凄いものが出てきました。Kontakt用のドラムサンプルですが、wavなので他のサンプラーでも使用可能。
ドラムに関してはフリーで、より多くの人に使ってもらおうという主旨で、有料との垣根がなくなってきている感じかな。
24bit、44.1kHz、ステレオ+モノ、録音は優秀で、レイヤーに関しても加減が絶妙。ダウンロードファイルは1.9GB、解凍すると4Gを超えます。ファイル数も5千を超えるという代物。
ちょいと聞いただけでも使えそうな音色が多々あります。全てを使いこなそうというより、選択して組み込むのが妥当かな。しかし、レイヤーも組んでsfz化するのは、大変な作業、まあ、そのうち、ということで。
殆どの人はKontaktで素直に使うのでしょうが、いくらでも安易に加工できるsfz仕様は棄てられません;

もう一つの「Premier Signia Drumsetgif signia」は、同様に録音は良いけど、スネアの音量が小さく、バランスが悪いです。

※7月4日現在、サイトはBandwidth Limit Exceeded の表示、転送量超えたんでしょうか。
※7月5日回復。

 

6-18

2016

(WAV)

477 free ultimate hi-hat samples
ハイハットだけのサンプル集です。ループも入っていますが、sfzファイルはワンショットのみ。
アコースティックとエレクトロ系があり、それぞれ、かなりの数があって選べます。まずはこれでキザんでエフェクト処理なんて使えますねえ。エレクトロ系は意外に面白い音色が多々あります。
サンプルは24bit、44.1kHz。ロイヤリティフリーです。フリーサンプルも最近はみんな高音質なので驚きます。

SFZファイル:
ultimate-hihat-Hits.zip
SFZファイルは、「Hits」というフォルダに置いてください。アコースティックは数が少ないので一つのSFZファイルで3つのフォルダを賄っています。エレクトロ系は、それぞれのフォルダに対応。

3-19

2016

(WAV)

The GameAudioGDC Bundle Part 2.
これ、楽器音ではなく、様々な効果音を集めたものです。しかし、16GB、24bit、96kHzという凄さ。全てロイヤリティフリーだそうです。落すのも大変だけど、使いどころはあるはず。
そのまま貼付が基本だろうけど、Wavosaurで読み込んでプチプチ抜き出してPercussion作るのが面白い。

 

12-12

2015

(WAV)

SampleRadar: 408 free layering samples
musicradar.comがSampleRadarという名前でフリーの素材を配布しているのですが、これが物凄い数で、内容を把握するのも大変な始末。まずはドラム・パーカッション系で。
レイヤーで音を重ねる主旨のようですが、サンプルはwavなので、まあ、適当にやっても面白いみたい。サンプルは24bit、44.1kHzで、質に関しては文句なし。録音も優秀でレイヤーがどうのというのを無視しても、それぞれ旨味のある音が並んでいます。好みで抜き出してSFZファイルを組んでいけばよさそう。
ロイヤリティフリーで、多くの音源があるので、注目。

SFZファイル:
ベタに並べただけのものです。「Drum_Bits」フォルダ内に置いてください。1はかなりの数があるのでキーボードのオクターブをシフトして選択することになるでしょう。
0_Drum_Bits_1.sfz
0_Drum_Bits_2.sfz

 

9-25

2015

(WAV)

EDM Inferno
「Beat」(音楽情報誌)がまた凄いものを出したようでFXpansion(ドラム・サンプラー「Geist Lite」)と、1GB超えのドラム・サンプルを無償で配布しています。詳しくはこちら

で、これが、なかなか面倒っくさい手順なので、それだけの価値があるのかどうか、というところですが、
中身は、圧縮の中に更に圧縮ファイルがあり、全部解凍すると1GBどころか、かなりの量。ファイル数も大量、16〜24bit(44.1kHz)、ステレオ、モノ混在、とてもクリアな優秀録音。
ということで、これを落さんで、どうする、というレベルのものでした;;

手順を説明すると、まず、ダウンロードですが、パスワードなんてのがあります。
▲ Download: www.zampler.de/upload/EDM_Inferno.zip
▲ Password: www.serialcenter.de/?changelang=en
まずは、このパスワードページで、Downloads表示下にあるボックスから、EDM Infernoを選択EDM Infernoにチェックを入れ、メルアドを入れ、下の「REGISTER PRODUCTS」をクリック。(Beatは心配するサイトではないと思います)
これで、パスがメールに送られてきます。このパスは、ダウンロードしたファイルを解凍するときに必要になります。
解凍ソフトによって表示は違うと思うけど、私の場合、復旧モードになり、先へ進むとパスワードを入れるボックスが出て、メールにきたパスをいれると、復旧開始スタート、これが終わると(解凍が終わったと思って終了しそうになった;)、普通の解凍、となり、ファイルの大きさもあるので、それなりに時間はかかります。

本体のダウンロードですが、firefox(XP)では終了まで3〜4時間表示、遅いです。で、しばらくするとストップしてしまう;何度やってもだめ。しかたなく、Free Download Managerを入れることに。(以前はよく使っていたけど、最近は入れてなかった)最新版はスパイウェアもないようなので良いかなと。これでようやく落せました。

私の場合、Geist Liteというサンプラーは使わないので、音源のみの使用。しかし、この数のなかから使えるものを集めてくるのも、けっこうな作業となりそう。

 

7-7

2015

Akai Orchestral SoundFonts
beatproduction.netから久しぶりのSoundFont。名前の通り、オケ類の音色が雑多に入っています。質もバラけていますが、中クラス以上のものなので良好。
よくあるやつと、どうでもいいやつも入ってるので、重複するかも知れないけど、良いものをピックアップしてみます。

Orchestral Essentials.SF2:
聞いたことのあるような音が並びますが、Cor Anglais(イングリッシュホルン(english horn))は優秀。この音だけでも落す価値あり。

Ensemble Pad.SF2
よくある音色ですが、20種類あって、気持ちの良い音です。

Sonic Implants Timbales.SF2
Timbalesは、スネアドラムの一種ですが、スナッピー(裏面にあるやつ)が無いので、素直なタイコの音。音数は少ないですが、質感の良い音です。使えるって感じ。

Sonic Implants Afoxe.SF2
サンバ等で使われる楽器で、これも優秀。

Strings Lyrical.SF2
一見、よくある平凡な音色かなと思ったけど、けっこう良い感じ。

CamsFlute.SF2
多くのレイヤーがあるわけでもなく、サンプル数も少ないけど、よく出来たフルート。ただ、左右に振るパン設定がよけいなのよね。

Orch Battery.SF2
即使えるPercussionあり。

 

6-11

2015

(WAV)

CongasBongos-DanceDrums
dave40.co.ukから、Bongo。わりと多くの種類があるので幅広く使えそうです。音質も良いです。
パーカッションは、いくらあっても良いもので、実際に使う過程で、常用できる音と使えない音がはっきりしてきます。
SFZ File

6-1

2015

(WAV)

RidesCrashes-DanceDrums
dave40.co.ukから、今度はシンバル。サイトでは9番目のもの。(RidesCrashes-DanceDrums.rar)
小奇麗な、というよりエネルギー感のある音なので良さそう。
クラッシュシンバルは曲を盛り上げる時に欠かせないものですが、相性ってのが、かなりあります。どうシンバルが融合するかが、サウンド全体の質感やピークを決める事もあります。

SFZファイルは、Shakerもそうですが、シンプルに並べたもの。ファイルをメモ帳等で開けばファイル名があるので、同じフォルダにwavを置けば、この記述を変えるだけで修正可能。好みの音源をフォルダに集め、SFZを修正して作り変えれば便利です。
SFZ File 

5-29

2015

(WAV)

Shaker2+3100-nov06 handy cabasa
ここは多くのサンプルが置いてあります。下へ移動すると、
Exs 24 instruments & multisampled wavs
というのがあり、その12番目になります。まずはShakerから。
Shakerは何かと多用します;だけど、意外に良いものは少ない。なにやらゴツイザラザラで、良い感じでシュッシュとなってくれなかったり。
その点、これはEQ処理もいらず良い感じのものが並んでいます。即使えます。
ただ、ちょいと音量が小さすぎるので、Wavosaurで少々ノーマライズしました。
Wavosaurは無料の波形編集ソフトです)
50個近いものを一つ一つやると大変ですが、Wavosaurは一括処理できるので簡単。
手順は、Wavosaurを起動後、何もファイルを読み込まない状態で、
【Tools】→【Batch processor B】
これで窓が出るので、Directoriesでフォルダごと処理するサンプルの場所と、処理後のファイル置き場を指定します。
次にFunctionで、Wavosaurの何を実行するか決めます。
ここでは、Normalize-6dBを選択します。まあ、この程度が妥当かなと。
Startで開始。あっという間に全ての処理が完了します。これは覚えておくと、なにかと便利です。SFZ Fileは同じフォルダに置いてください。
SFZ File

3-26

2015
(WAV)

Rain Sounds - Free Sound Pack
Orange Free Soundsから雨の音です。16bit、44.1kHz。
私は雨好きなので、当然、雨の音も好きなのだけど、意外と難しいのが雨音。
雨量が多いとノイズだらけになるしね。このサンプルは適度な水音もあって、良い録音だと思います。

 

3-17

2015
(SFZ)

Meatbass
ロイヤリティ、フリーの生ベースサンプル。SFZファイルも付いています。
24bit、44.1kHzのモノラルで、とても優秀な録音。指で弾くピチカートだけでなく、弓で弾くのも入っているので、色々使えそう。
生ベース特有のノイズもあってリアルです。

 

3-17

2015

SM Drums free drum sample library
フリーのドラムサンプルで、24bit、44.1kHz、レイヤーも多く、質的には最高クラスでしょう、とても綺麗な録音です。
ナチュラルな素の良さなので、音楽的な用途云々よりも、ドラムという楽器の音として最良の録音を求めた感じ。
サンプラーごとに用意されてますが、私が落したのはTX16WXのページから。
シンバル系が↓、凄い量のサンプル
SMD Stereo Cymbals Samples (Hats, Rides, & Crash). [1.8gig]
キックとスネア系が↓
SMDrums Stereo Drums Samples (Kiks, Snares, & Toms)… [446M]
私の場合、TX16WXではなくSFZで使うので、このWAVファイルから必要なものを取り出す予定。
KontaktやTX16WXが使えるなら、素直にそのまま使った方が良さそう。
なので、今回はSFZファイルはなし、ということで。

 

1-28

2015

Timbres Of Heaven v 3.0 ( 237 MB )
Musyng Kiteよりも、こちらが良い感じ。上記リンクから、一番下にダウンロードリンクあり。
このサイトの頭からの説明は、”Coolsoft VirtualMIDISynth ” というものらしく、必要ないので、一番下へ移動。
200MBクラスのセット物ですが、どれも平均点を超える優れものが入っています。個々の質も良いけど、全体のバランスも優れているので、評価は高いです。
製作用としても、使えるものが多く、あれこれ抜き出して編集し直してみたいところ。 

 

1-28

2015

Musyng Kite
9-15(2012)の「Musical Box」がリネームされたもので、1GB程のものになっています。
絞り込んだのでしょうね。わりと平均的な音色の中に良いものがちらほら、という感じかな。
ショボイ音もあったりで、バランスは、よくないかも。どこで容量喰ってるのかなあ。
なにせ、大きいので、VIENNA32で中を見ててもフリーズすることが多いので、ザっと見しかしていません。

 

12-20

2014

(WAV)

Happy Holidays Collection by Orange Free Sounds
フリーのサンプルで、16bit,44.1kHz、効果音、ドラムループ、シンセパッドの3種類が個別にダウンロード可能です。(ライセンスもフリーです)
個人的には、シンセ音やループものは使わないので、効果音についてですが、質のよい録音で、雨や波の音など、使えるものが多くあります。
フリーものが多くあるサイトで、今後も、電子音より”生の音”で期待したいところ。

 

12-12

2014

(WAV)

Judd Madden releases free acoustic drums sample pack
ドラムセットのサンプルで、32bit WAV と高品位。
既存のセットと音色も違うので取り上げてみました。レイヤーも2〜8あるのですが、ちょいと異質な音が混ざっていたのでSFZファイルでは使わないものがあります。
また、レイヤー内で音色が違うなあと思われるものは、別音扱いとしています。製作側からすると、タッチの違いで明らかに音色が違うのは扱いにくいので。
総じて質感の良いものなので、使えるドラムになるでしょう。

0_Judd-Madden-Drum-Samples_01.sfz

 

9-9

2014

(WAV)

Egyptian Darabuka (Lite) v1.1
ダラブッカという打楽器、やや硬質な音はサンプルとして扱いやすい部類かもしれません。
24bit、44.1kHzで4音、4レイヤー。録音も良いです。
sfzファイルは、サンプルと同じフォルダに。

Darabuka-lite01.sfz

 

9-5

2014

(WAV)

Karoryfer x bigcat cello
「Kontakt」と「sfz」形式でのチェロ音源です。(このページではsfzでの動作を対象としています)
sfzで動くということで、wavファイルがあるわけですが、これが32bitなのです。SFZ Playerでは動作しません;;
16bitに変換してみました。一つ一つやるのは大変なので、フォルダごと一括で変換します。
手順は、Wavosaurで、上部メニューから、Tools→Batch processing、これで操作画面表示。
その上から、Directoriesでフォルダを選択します。「Source」が元の「Samples」、「Destination」が変換したものをいれるフォルダとなります。予め16bit用のフォルダを作っておき、それを指定します。
下にあるFunctionのメニューから「Convert to 16bits」を選択。Startを押すと、全部16bitに変換します。数が多いので少し時間はかかります。
一応、これで動作できました。当然ながらsfzで動かす時は、16bitの方のフォルダ名を「Samples」にするのを忘れずに。元は「Samples32」とでもしておけばよいでしょう。
さて、音の方ですが、手間をかけた苦労に見合う音質かというと、それほどでもない;;質的にはやや硬質な音色、チェロの表現としてのニュアンスを伝えるうえで、優れているとは言えないです。更に、音が揺れてるのですね、これ、弓が弦の上で軽く跳ねてるのかなあ。
それでも貴重な録音、これも一つの個性と捉えれば、価値があるというもので。
wavファイルそのものを加工することもできるし、録音後にエフェクターで加工したり、他のチェロ音源と合せる事で深みを持たせることも期待できます。

 

7-9

2014

Free Soundfont Kit
youtubeですが、下にURLがあり、一つの圧縮ファイルに多くのSoundFontが入っています。
既存もあり、アレっというのもありで、一応チェック。
youtubeの動画は、どれも同じもの。

 

7-7

2014

http://beats.codenamehippie.com/samples/SoundFrontz/
今までネット上にあったSoundFontを総合的にまとめたサイトのようです。ざっと800以上のSoundFontが置かれています。
圧縮なし、sf2ファイルそのまま。sf2midiが何かと不便な状況なので、さしあたってここを見るという手順でしょうか。

 

6-30

2014(WAV)

Hands Make Sounds
hand claps and finger snaps.、ハンドクラップというと、何人かの複数版が主だけど、これは一人打ち。
手打ちと指打ちがそれぞれ異なる6つの場所で録音されています。
ステレオ感は狭いけど、よく出来た録音だと思います。ありそうでなかった音源でもあるし、使えそうです。

 

12-3

2013

Anthony's Philharmonic
音源はPhilharmonia Orchestra、録音が University of Iowa Electronic Music Studios(アイオワ大学)のようです。
アイオワ大学で、いろいろなサンプル録音がされているようで、そのSoundFont化という事でしょうか。
録音はとても優秀です。現在SoundFont化されているのは、
Flute、Oboe、Clarinet、Bassoon、Alto Saxophone、Steinway Grand Pianoの6つ。
ピアノは1.2GB、殆ど減衰時間だったりして。本当に音が消えるまで録ってます。このサイズでは音も出ないので、内部を見て縮小しようと思ったのだけど、何やら設定がおかしい感じで、諦め、使うのはやめました。
他のSoundFontは良い出来です。

blogコメントで、sforzandoで読み込めると教えていただき、試したところ、音がでました〜。
とても滑らかな音で良いのですが、やはり一部のファイルに音の悪いのがあって、これがマイナスポイントですね。
弱音を音上げして、ノイズも上がってしまっているもので、実際に弾いていても、このサンプルに当たる音が出ると、けっこう目立ちます。

 

11-18

2013

(WAV)

Free drum samples at That Sound
ドラムサンプルのフリー版、タイトな質感の優秀品です。今までの既存ドラムサンプルと比べても一味違いがあります。
販促用でしょうかね、同系の音と明らかにレイヤーの小音とが並んでいます。
レイヤーとして組むには足りない感じ。なので、sfzはベタに並べました。同系は若干の違いで好みに使えばというところ。
サンプルは2つに別れていますが、使いやすさを考えると組み直した方が良いかも。好みもあるので、それぞれで編集してください。

【sfzファイル】
THAT_SOUND_FREE_1.sfz
THAT_SOUND_FREE_2.sfz

【sfzファイルの置き場】

 

8-20

2013

(WAV)

Fairly Confusing releases Stone Age Percussion Kit
山道にある石の音をステレオ録音したもの。Percussionとして使えます。
音を聞いて、いかにも石の音だ、とはならないですね、石が出すノイズ成分なわけですから。
だから、よけい面白いのかもしれません。
持続的な音は、より特徴的になりますが、Percussionとしては使い辛い事もあり、Wavosaur等で更に短くしたりすれば、いろいろ可能性は出てくると思います。
音というのは、楽器である必要もなく、サンプラーによってリズムを刻めば、どんな音も楽器と同等になるわけで、こういったサンプルは使い方次第、というところでしょう。

0_0_2013_Stoneage_Percussion.sfz

オリジナル、ステレオサンプルを順に割り当てています。

0_0_2013_Stoneage_Percussion_2.sfz

二つの音をややPANをずらして重ねています。組み合わせは無頓着。

 

8-7

2013

(WAV)

Remo Doumbek

ドゥンベック(doumbek)という、中近東のPercussion。まずはyoutubeで演奏を聴いてください。
The best street doumbek drum player in the world !!!
たった一人の演奏で、これだけの存在感って凄いです。

サンプルは、とても優秀な録音で、モノラル16bit、96kHzというもの。この仕様って初かな。
一つの楽器だけど、サンプル数は30以上あって、それぞれ打ち方を変えたものが収録されています。同系音ではあるけど、微妙な変化というところ。レイヤーは4です。
この手のサンプルとしては、抜群の個性と言えるでしょう。

SFZファイルは3種類作りました。オリジナルのもの、定位をややズラしたもの、ステレオ化したもの、となります。

0_Doumbek_samples01.sfz

これがオリジナル、モノラルで、サンプルを順に割り当てています。

0_Doumbek_samples02.sfz

オリジナルがモノラルでセンター定位なので、左右にPANを振ってみました。やりすぎると散漫になるので、狭い範囲ですが、それぞれの音が違った定位となります。

0_Doumbek_samples03.sfz

これは、擬似ステレオにしたもの。方法は、同じ音を左右にPANを振って、片方の音だけ、やや開始位置をずらしています。これでちょっとしたステレオ感がでます。

 

7-30

2013

(WAV)

Hang Drum Multisampled Instrument
サイトを見るとUFOのような形状、Steelpan(スチールパン, スチールドラム)の一種のようです。
24bit、48kHZの録音で、なかなかリアルな優秀品です。
プリロールがあるので修正が必要とサイトにも書かれていますが、スタートポイントの空白があります。
ちょっと手間がかかりますが、Wavosaurで修正すると気持ち良く発音されるようになります。
レイヤーは12〜17あって、表現力もあります。

0M_Hang_Drum_Samples01.sfz
TESTSOUND

 

7-27

2013

(WAV)

DRUM Samples 78 Drum Machine Kits
ドラムマシンのサンプルセットです。様々な機種のサンプルが数千はあるでしょうか。
44.1kHzのモノラル録音、音質はチープなものから、そこそこのものまで、こんなのがあったんだ〜程度に。
ファイルはaifとwavの混合。さすがに、これはsfz作りません;

 

7-25

2013

(WAV)

Markus Hakala’s Kicks All In One: 500 Free Kicks In Total!
ドラムのキックだけで500サンプルという凄いものです。よくまあ、こんだけ集めたなあ。
この数からすると、様々な音色のキックと連想しますが、これが同系統の音ばかり、微妙な違いなのです。
どれも、一番使うであろう系統の音なので、キック一つ決めるのに500ものサンプルを聞くというのも大変ですね。
sfzファイルも10あるので、適当に、この辺とかで決めていきそうです。
音質は全て24bit、44.1kHzで、優秀なサンプル。

SFZファイルは、10コのファイルが圧縮されて入っています。
0-2013_Markus Hakala's Kicks.zip 

 

6-16

2013

(WAV)

296 free sugarcoated samples
サンプルはドラム、ベース、キーボードや他のサンプルが含まれるループが6つのテンポに分かれています。
ループには、なかなか良いものもありますが、ここで必要なのは、、ドラムのワンショットサンプル、解凍後のHitsというフォルダに含まれています。
このサンプル、16bit、44.1kHzのステレオ版で、とても優秀な録音。使える音がたくさんあります。
サンプルそのものの再配布以外は、フリーのようです。

解凍後の内部は、フォルダが多く作られますが、SFZファイルは、この構造のまま使います。本当は使いやすくまとめた方が良いのだろうけど、即使えるSFZファイルという事で、このフォルダ構造を維持した内容にしました。SFZファイルは↓画像の位置に置きます。


0_Sugarcoated-Samples.sfz

TESTSOUND
 

6-12

2013

(WAV)

Turritopsis Wide-Hat free sample pack
ドラムのハイハットのみ。24bnit、44.1khz(+48khz)の高音質。レイヤーは2〜7と、そう多くはないですが、それほど微妙な強弱が求められるものでもなく、必要十分です。
実際は、この後にEQやリバーブ等を付けること多いでしょうけど、素のハイハットとしては、とても優秀だと思います。
wavも無駄な隙間はなく、音圧上げで音像を壊すこともなく適切な録音。ベストの一つでしょう。
SFZファイルは、白鍵のみ。黒鍵はそばの同音。連打する時便利なように。低い方は遊びで少し伸ばしてみました。
0_Turritopsis_Wide-Hat.sfz

 

5-10

2013

The GMR Basico
約440MBのセットものSoundFont。このページ内にリンクもあるFluidR3との重複もあるけど、独自のものもあり。
全体として硬めの音が多く、繊細さ、というよりハイ上がり傾向。許容範囲ではありますが。
生ギター系は、かなり良い感じです。
(個人的に、明らかに使わないであろう音色を削ってみたら、160MB程になりました。)
ダウンロードは途中で終わってしまう事があり、わが家ではダウンローダー(FDM)でようやく落せました。

 

3-15

2013

(WAV)

kFootsteps (Freeware)
足音、靴音には異常に反応してしまうので、こういうのは飛びつきます;
Kontakt用ですが、wavファイルで収録されているのでsfzで使用可能。400近い数がありますが、ワンショットだけでなく持続音も多いので、Percussion的に使うには波形編集でエディットするのが良いでしょう。
後ろの持続音をカット、フェードアウトは2度掛け。頭の無音をカット。こういったSampleをWavosaurで編集する場合、かなり大胆に切り張りしてもノイズは入りません。トットッって間が開いてる波形で、アタック以外の部分を切り取り、トトにしたり。ノーマライズでも音質は変化するので、色々と加工できます。
Sampleは質の良いもので、靴音としては標準的。硬質なカッカっていうより、トツトツ系。
SFZファイルは全てのSampleではなく、アタックのあるものから抽出。

0_kfootsteps01.sfz

 

12-30

2012

(WAV)

Vinyl Funky Drum kit
Yamaha 9000の元であるpettinhouse.comには、フリーものが多くあります。その中からドラムセットの一つ。
なにしろ音像が明確です。ハリのある音。キックは一種類だけど良質。ハンドクラップが良くて、7つの同音があります。SFZファイルでは、ランダムではなく、キーに振り分けました。ずらして鳴らせば、それだけ音に厚みがでます。
スネアは硬質なリムショットがメイン。普通のドラムというより、役割分担の一部になるけど、使える音です。
0_Funky70Kit01.sfz

 

12-7

2012

(WAV)

Prism House Samples Vol. 2
パーカッション的に使える効果音サンプルです。Zoom H2Nで録音したもののようで、様々な音が入っています。
ループものや、持続音が多く、ワンショットのパーカッションとして使うには波形編集で加工する必要があります。
なので、残念ながら、今回はSFZ Fileはなし。
作り方の例としてはレイヤーなしなので、F_PpercussionのSFZ Fileを下敷きに、加工したwavを置き換えていけば簡単に作れます。
だいたい数も似たようなものです。
Vol.1もありますが、実用的な音が多いのは、Vol.2の方でしょう。
実際に作ってみた感じでは、なかなか、効果的な音色があります。
TEST SOUNDは、順に音を手当たり次第に鳴らしたもの。ほとんどデタラメ打ちですが、思いがけないものが出来たらループする、みたいな事もありです。
TESTSOUND

 

11-20

2012

(WAV)

Signals Audio SCC Drums free sample pack
ドラムのサンプルで、ダウンロードサイズが1.5GBあります。数種類のサンプラー(Kontakt, Trigger and Drumagog)に対応しているので、サイズが大きく、解凍すると倍あります。重複分を消してwavだけにすると約800MBほど。
サンプルはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで、その中でも一番緩いものなので制作用にも使えそうです。
ドラムセットですが、キック、タム、スネアで金物がありません。wavファイルは24bit、44.1kHzと、高音質でレイヤー対応、なかなか優れた音質です。
スネアの「Signals_Drums_1_Snare_wavs Samples」だけが何故かaifになっていて、wav変換が必要になりますが、Wavosaurは24bitのaifには対応していないのかフリーズしてしまいました。なので、KORG変換(エクスポート)、これはうまくいきました。
さて、SFZですが、ちょいと大変な作業になりそうで、今のところ未定。
種類が多く、どれを使うかというのもありますし、レイヤー処理もあるので、簡単にはできそうもないです。気が向いたら作ります; 

ファイルの中身を見てみると、例えば、FTom_1_30_Hit_1.wav〜FTom_1_30_Hit_8.wavと、8つの似たような音。1-30というのはレイヤーの強さですが、最後の番号は、同じ音を8回やってみた?。叩いているのが人間だから微妙に違いが出るという事なんでしょうね。ここまでやるとは驚きます。さて、SFZでここまで反映させるべきか。やるとしたら強打だけかな。いや、ランダムに1〜8のどれかを打つというのが面白そう。sfzって、そういう事ができるので。となると、作業量は更に・・・
フォルダごとに個別にSFZ化することにしました。最終的に一つにまとめる事ができるように、キー割り当ては全て違ったものとなっています。
SFZファイルは、今までのwavと同じフォルダではなく、本体のSCCDrumSamples.rarと同じ場所(フォルダ)に置きます。
TESTSOUND

TEST SOUNDは、40LayerのTom一音を使ったもの。
0_SCCDrum_Tom_40L_Rnd_Pan.sfz

SCCDrumSamples SFZ File

Kit_G1

Kit_JayMac

Kit_SignalsDrums_1

Shells_Dirty_Bird

Snare_Kitty

Snare_LeSmack

Snare_The_Cracken

Toms_Space_Wolf

0_SCCDrum_All-1.sfz

0_SCCDrum_All-2.sfz

0_SCCDrum_musf-1.sfz

0_SCCDrum_musf-2.sfz


(注)Kit_SignalsDrums_1にあるスネアはaifなので、sfzファイルではwav化したものと想定して作製しています。そのため、aif→wav変換は、フォルダを新たに<wav24>として作り、その中にwav変換したものを入れてください。
sfzファイルの位置→その下のフォルダ構造は以下のように。
 → <Kit_SignalsDrums_1>\<wavs>\<Signals_Drums_1_Snare_wavs Samples>\<wav24>
となります。

追記:2012年11月30日、全てsfz化できました。全てをまとめたファイルを作ったのですが、あまりに情報量が多く、読み込みに時間がかかり、発音でもエラーが生じたので、2分割としました。
0_SCCDrum_All-1〜2.sfz:これが順番通に並べたものです

出来上って、全体を鳴らしてみると、配置がバラバラですね。それぞれのフォルダの順に従って作ったので仕方ないですが、製作用としては、キック、スネア、タム、と、まとめたほうが良いかもしれません。

自分が使うなら最低この程度で、というのをまとめたものが0_SCCDrum_musf-1〜2.sfzの二つです。
0_SCCDrum_musf-1.sfzが、キックとスネアをまとめたもの。
0_SCCDrum_musf-2.sfzは、全てタム。左から右へPANを振ってあります。

タムは、音色としてはバラバラですが、意外性も含めて、これで良いかなと。

 

9-15

2012

New full GM 2GB soundfont Musical Box
久しぶりのSoundFontは、なんと2GBのセット物、「Musical Box」です。もう100から200MBは巨大SoundFontとは言えなくなりました;
出所はKVRのforum。よくあるものの寄せ集めという感じはなく、優れた音色が多くあります。作者によれば、フリー物をパブリックドメインとして扱っているとの事です。
しかし、2GBのSoundFontセット、わが家では、当然のごとく鳴りません;、VIENNA32では起動できるので、個別に音色を鳴らして確認しました。それでもメモリ不足の表示で鳴らないものも多い始末。forum内では4GBのメモリを積んでてもだめという書き込みもありますので、それなりの覚悟が必要です;
VIENNA32で、縮小して新たなSoundFontに仕立て上げようとしてもエラー。インポート機能で個別に抜き出す場合も、出来たり、出来なかったり。半分諦めたところ、フォーラム内に、SFZフォーマットに変換したという記述が!
これ、大変な作業のはずです。
ファイルは全部で1.3GB(解凍後に2GB)、それぞれの音色ごとに別れているので、SFZプレイヤーで簡単に読み込む事ができます。
ただ、このファイルは通常の圧縮ではなく、7-Zipに対応したものなので、これが必要になります。7-Zip起動後、ダウンロードしたフォルダをたどって、Extractというボタンで解凍が始ります。
「Musica」というフォルダに、sfzファイルがずらっと並びます。wav本体は、その下のフォルダ「Waves」に入っています。私が作っているsfzファイルは、なるべく混乱を避けるため、同一ファイルの指定ですが、これは、一つ下のフォルダなので注意。ようするに、このままのファイル・フォルダ構造でsfzプレイヤーから、sfzファイルを読み込むだけです。
TESTSOUND

 

7-18

2012

(aif)

Steinway Piano
サイトではピアノのSampleが1音単位のリンクになっていますが、それほどの手間はかからないと思います。
とりあえず、V5だけで良い感じです。というのも、レイヤー扱いみたいなのですが、フィルターで加工しているだけで、本当の強弱ではないので。
Sampleはステレオで、硬質のグランドピアノ。Bachを淡々と弾くより、コンチェルトピアノですね。
V5だけのレイヤーなしでは、表現力としての幅は狭くなってしまいますが、音色は良いです。サイズは約90MB。
ファイルはaifなので、Windowsでは、wavに変換する必要があります。詳細は4/19に。

0_SteinwayV5.sfz 

TESTSOUND

※サイト閉鎖

 

7-14

2012

(WAV)

Free Sample Pack- Black Swamp Tambourine
珍しくタンバリンのSampleです。もっとあっても良かった気がしますが。ボーカリストがやる事なく使う、ではなくて、レコーディングでもわりと大きな役割をもっていたりします。
小さなシンバルがハイハットと同期するような使い方が多く、皮部分を叩く音はアタック的で大きな音として録音されることは少ないです。
このシンバルは皮付のもので、太鼓的な音として鳴っているものもあります。その特徴を生かして変わった使い方もできるでしょう。
シンバルのサンプルは、単独で聞くと音像が大きくて多少イメージが違うかもしれませんが、音量を落し、必要があればEQ加工して使うことになります。
サンプルはレイヤー付のものが数種類あり、シンバルとしては貴重、もう少し種類があればベストなんですけど。

Black_Swamp_Tambourine01.sfz 

6-12

2012

Balafon SoundFont
西アフリカの木琴だそうです。素朴な音で良いですが、やや頭に空白あり。
そして、ちゃんとしたドレミ・・・の音階じゃないです。そこが良いとこかも; 

 

4-19

2012

(WAV)

Sample packs by Fred Anton Corvest/Magnetic Drums
VST-effectも出している所ですが、ドラムサンプルがありました。
ページ内に色々とありますが、その中からMagnetic Drums。なかなか良い感触です。
サンプルがAIFFなので、wavに変換する必要があります。Wavosaurでもできますが、ファイル一つごとに読み書きするのは面倒だなあと、一括変換できるソフトを探したら、KORGから良いのが出ていました。

※Wavosaurでも一括処理できると御指摘を受けました。なるほど、そんな機能があったとは知りませんでした。有り難うございます。
やり方は、Wavosaurを起動後、Tools→Batch processor B、ここで、aifが入ったフォルダを指定(source)、wavにするフォルダを指定(destination)、Functionで【convert to wav】を選択、Runを押すと変換という手順になります。フォルダ内一括処理です。

0_FAC-MAG_wav.sfz

 

2-18

2012
(WAV)

MPC Drum Library / Forum
随分前のものです。2008年のKVRフォーラムから。なんか整理してたら、こんなものがあったので。
forumには250種類、約1000個という記述がありますが、250ほどの録音から加工して大幅に増えたというところでしょうか。正確な数は867でした。
モノ、ステレオ混合の16bit、44.1kHz、どれも優れた録音です。
なにしろ数が豊富で、kicks(321), snare(240), claps(118), hi-hats(188)。それぞれフォルダごとに分かれています。
これだけあると思う存分選べますし、ちょっとした違いからパーカッション的な加工をして使うこともできそうです。
sfzはこちら。2から5に分割しているのでzipにまとめています。
Kicks.zip
Snares.zip
Claps.zip
Hi Hats.zip

 

1-17

2012
(WAV)

Culture Collection



何だか立て続けに良質サンプルが出てきます。これまた、かなりの優れもの。質感の多彩さ、旨味のある音源です。
シンバル等の金物系が良く、タムも良い感じ。スネアやキックを聴くと解るのですが、音楽的に即戦力というより、素朴に良い音で録音してやろうという姿勢のようです。Big MonoやYamaha 9000とは別な感じで使いどころはあるでしょう。
全て24bit、44.1kHzのモノラル音源。
このサンプルは殆ど全ての頭部分にすき間があります。
sfzは「Kit A」と「Kit C」です。
「Kit A」は白鍵だけに配列。「Kit C」は数が多かったので黒鍵も使い、順に並べています。
0_Culturecollection_A.sfz
0_Culturecollection_C.sfz

多分、このサンプルの「Kit A」でキックやスネアを使う事はないと思います。使うのは何と言ってもシンバル系でしょう。
Kit A Cymbals

「Kit C」は、順に音出し。
Kit C Cymbals


「Kit B」は、ステレオにしてみました。違うサンプルを左右に振り分けたり、サンプルのポイントを違えて(片方を少し高い設定にすると、音色が高くなるので)ステレオ感を出しています。似たような音色だったので、たまには良いでしょう。こういった事も簡単にできるのがsfzの良いところでもあります。
0_Culturecollection_B.sfz

ステレオ版は、なかなか良い感じになったので、「Kit A」のステレオ版も。
0_Culturecollection_AS.sfz
Kit A stereo

※サイト閉鎖

 

1-16

2012
(WAV)

The Cracken Snare
※ダウンロード終了
スネアだけですがフリーで公開されています。24bit/44.1kHzの高音質なので、スネアだけでも価値がありますね。
Kontaktなどのサンプルですが、wavがあるので、sfz化が可能です。
7段階のレイヤーがあって、表現もなかなか。5種類の音になっていますが、微妙な違いで、殆ど同じに聞えます。
このワンセットが、それぞれBottom、Mono_Room、OHs、Rooms、Topという種類で、フォルダに入っています。
フォルダ内のファイル名は同じなので、sfzファイルは1つあれば、どれにでも対応できます。
注意:wavの頭に余白があるものが、いくつかあって、これはリズムのノリに係わるので致命的。修正が必要です。
OHsとRoomsのステレオ版。モノ版は問題なし。



この色がついた部分が余白。すべてのファイルではないので、見つけて修正。
0_CrackenSnare01.sfz

Cracken Snare

 

1-14

2012
(WAV)

Mellotron Samples
VSTのREDTRONが、この音源を使っているという事で、どうせなら、元音源をSFZで鳴らした方が自然だろうと。
REDTRONはMkII Violinsに近いけど違うみたいなので、何か加工してるのかも。メロトロンらしい良いVSTiだけど、高域寄りなので、重圧な低域も鳴らしたいなら、String Sectionの音源でしょうか。
SoundFontにする事もできるけど、それだと音源込みでの公開なので問題だけど、sfzだと設定ファイルだけなので問題なし。
というだけでなく、wavファイルをいくらでも加工でき、sfzが参照するのは、ファイル名だけなので、自由度が高いのです。
メロトロン音源は、綺麗なものはありません。その歪み自体が独特な音質と係わっているので大事なのだけど、ちょっと整理したいところもあるので、好みでwavファイルを加工できるsfz形式は有利なわけです。
メロトロンでの音の立ち上がり(アタック)は、スイッチのオンでしかなく、いきなり音が出るので、波形編集ソフトで、やや自然にしたいところです。
サンプルとして優秀な、String Section、M300A、MkIIViolinsをsfzファイルとして公開します。wavファイル名が同じ(キー名で構成されている)なので、それぞれ、別のフォルダを作り、このsfzとwavファイルを入れてください。
(※追記)MkIIViolinsにはA#のファイルが無く、音が出ないのでsfzファイルを修正しました。
String Section(sfz)
M300A(sfz)
MkIIViolins(sfz)



このサンプルとは関係ないですが、Mellotronの動画を。
Mike Pinderは、プログレの先駈けMoody Bluesの主要メンバー。メロトロン使いとして有名です。
メロトロンは、何をどう弾いても良いとはいかなくて、"ツボ"があります。独特な響きを生かす音域と和声みたいなね。
その辺、さすがMike Pinderというところを聴いてください。
余談ですが、メロトロンの次に現われたソリーナのようなストリングス機種は、好きになれなかったです。

 

10-27

2011

Perfect Fifths SF2
「ディストーション」か「オーバードライブ」といった歪系ギター、Stereo Open Powerchords.sf2、Stereo Velocity Powerchords.sf2といったところが、良い感じです。
このほかに、SoundCell FREE SF2.rarにある、PM_Harp.sf2が硬質で良い響きです。
TEST SOUND

 

5-2

2011

「banjo f」
ニボシ好きさん作成のSoundFontで、バンジョーです。
sf2pack(unpackr)↓
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/62365 PASS:nibosi

philharmonia banjo-f(pack) 微調整版↓
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/62503 PASS:nibosi

バンジョーはあまり無いですから貴重なSoundFont。philharmonia公開音源で、録音も良く、楽器の特徴がよく出ています。
弦楽器の特徴をうまくサンプルで生かすのは、けっこう難しく、特に良い録音をと高域が伸びてたりすると、ピックのアタックが強くて楽器の特徴を失ったりもします。その点でも、これはベスト。
部屋鳴りの音もなく、エフェクトの加減も生かせるでしょう。

philharmonia_banjo-f.lzh
上記ファイルは期限切れとなっています。
ニボシ好きさんの了承も得られたので、こちらへアップしました。

 

4-14

2011
(WAV)

ToneScape Animato free sample pack
※ダウンロード終了
解凍すると400MB超えで、主にFX効果音、パーカッション系のサンプル&ループ。
All samples are 100% royalty free to use in commercial and non-commercial work.
ということで、ロイヤリティフリー、自由に使えます。
音質は優秀。全ての音を聞くだけでも大変時間がかかりますが、それだけ用途も広いということです。
使える音を抜き出してsfz化でしょうか。
個人的な好みでは以下2つのフォルダに入っているもの。

Fat percussion
これが最大の収穫かな。キック、ハイハット、スネア、驚くほどハード、強音が並んでいます。
↓がsfzファイル、wavと同じフォルダに入れて、このファイルをsfzで読み込みます。
ただし、音量が大きいwavは、ビリっというノイズが入ってしまうので、wav編集ソフト(Wavosaur)等で-1dBにノーマライズすれば正常になります。
0_Fat percussion01.sfz

Field recording
これも面白い音があって、使えます。音の質感も良いです。
このsfzファイルは2つに別れています。音数が多かったので。
fr0102.lzh(sfz)

Vinyl percussion
これも数は少ないけど旨味あり。
Vinyl percussion01.sfz

 

3-26

2011

flstudiomusic.com
既存もセット中にあったりしますが、初ものも多いので、使えるものをいくつか。

Tibetan Meditation Bells Soundfont
音階のないパーカッション・ベル。奇麗な音ですが使いみちは微妙。

Choir Soundfont
choir=合唱、数種類あり、質は良いですが、音の立ち上がりがブツ切りで、アタックタイムを遅らせているもの。PAD向き。

56 Drum & Percussion Soundfonts
使えるもの、使えないもの、たくさん入ってます。「evandro DRM 2.SF2」等もあるので持ってない人は落としてみても良いかな。

Saint James Ochestral Soundfonts
これまた色々入っていて、Bクラス品が多いのですが、質の良いのもあり。

12 Strings.rar
Cadenza Strings、Marcato Strings等、既存の優秀品に混じって、あれ、これ初かなというのもあり、strings一揃いという意味で。
※サイト閉鎖 

2-22

2011
(WAV)

Brickwall Audio
Kontakt sample libraryですが、wavファイルがあります。ワンショットからループまであるドラムサンプルです。
なかなか旨味のある音色があって、現代的かもしれません。
無料サンプルとはいえ、商用も含めて”royalty free”なので、即戦力でしょう。
ループものは、ベタで使うのは、ちょっと恥ずかしいと思うので、何等かの加工が欲しいところ。なにせ、この手のサウンドは、あちこちに溢れていますから。
ワンショット系が面白いところで、単音というより、持続的な流れの音が多く、サンプラーに取り込んで使うより、そのままDAWのオーディオトラックに読み込んで使えるのではと思えます。

2-20

2011

acoustic_grand_piano_ydp_20080910
下記同サイトからsf2。132MBのピアノ、音量抑え気味で、おとなしい部類。質は良いです。
モノラル音源で、鍵盤位置でPANされていて、左右に別れます。これはよけいなお世話と思う人もいるでしょう。
修正でガラっと変わる可能性もあります。

violin_sordino.sf2
30MBほどのバイオリン、通常のバイオリンとは少し違って、長いトーンを持つもので、PAD的な使い方でしょうか。
奇麗な音色です。

2-20

2011
wav
sfz

Salamander Grand PianoV2 (44.1khz16bit)
wavですが、sfzファイル付。解凍すると、1Gを超えるピアノです。レイヤーが16段階あり、ピアノとしても巨大なものとなります。
さすがに質感、強弱など優れた音色。フォルテでも耳につく嫌な音はなくて、表現力の幅があります。
生ピアノとは違った、軽いMIDIキーボードで、16段レイヤーというのは微妙な強弱になり、わが家のキーボード設定では、かなり強く叩かないとフォルテになりません。そういった感覚の違いは出てきます。
WindowsMEでは、メモリの関係もあり、そのまま再生するのは不可能で、テストのため狭い領域だけに絞って再生できました。
※サイト閉鎖

1-30

2011
Torrent

Sonatina Symphonic Orchestra
以前はTorrentダウンロードのみでサイトも消滅していたのですが、新たなサイトになりダウンロードも選択できるので普通に落せるようになりました。(2012年1月)

オーケストラサンプル、wavファイル(16bit、44kHzステレオ)のsfz形式。SoundFontを使っている人の多くはsfzを使用しているはず、これでSoundFontを読み込むわけですが、sfz形式のものは、SoundFont化することなく、wavをsfzで読み込めるので、より自由度が高く(wavを直接波形ソフト等で編集できる)音質的にも有利です。

さて、中身は総量500MBのオーケストラサンプル。MIS、Philharmonia samples,などの音源で、サウンドの質は中程度のものから、そこそこの優秀品といったところ。びっくりするような超優秀録音とまではいかないけど、良いものは揃っています。
ただ、バラつきはあって、これは使えないなあというのもあり。弦楽器は良いのが多いですが、チェロのソロはイマイチ。ストリングスは、小編成ながら良質で使えるもの。管楽器系ではBass Clarinet Solo、Bassoon Solo、Clarinet Solo等は優秀品、等々。

フリーのSoundFontとはレベルの違うものをってのは期待しすぎですが、どれも独自に録音されたもので新鮮味があります。粗悪な音質というのは無いので、後は使い方次第。

1-5

2011

freesf2.com
いつの間にか、こんなサイトが出来ていました。フリー物を集めているようですが、どれも優れもの。全部で2GBを超えます。

SoundFontでは「Initial Attenuation」という減衰項目があり、これが音の勢いを止め、立ち上がりが甘くなったりします。また、2つの音源を設けているのにモノラルだったり、という場合もあります。
例えば、bellatrix_xylophone.sf2では↓のような違いになります。元のままでは、あまり使いたくないものですが、修正後は驚くほど良いサウンドになっていると思います。
オリジナル

修正後


※サイトは残っているのですが、SoundFontは削除したそうです。優れものが多かっただけに残念です。その後(2012年)サイトも消滅しました。

12-25

2010

Clarinet loud
ニボシ好きさん作成の、philharmonia公開「clarinet loud」ができました。(PASS:nibosi)
クラリネットではベストの一つとなるでしょう。

12-25

2010

Cello Solo
Ethan Winer'sという人のページで、かなり前からあったのに気がつかなかったのが不思議。
独自に録音してるようで、このチェロは弦の高域成分がよくでて、とても奇麗な音色。その他、色々とSoundFontがあります。

12-16

2010

(WAV)

SP1200 Vol 2, samples
XmasGift 2010といっても、それ程大げさなものでもなく、販促用サンプルといったところでしょうか。
E-mu SP-1200というのは、一時期、独特な太い音としてハウス系の人達にもてはやされた音源です。
当時は12bitで、高域がカットされた分、サンプルの質が良いこともありますが、適度なフィルタリングともなり、中低域に特徴のある質感が生まれたのだと思います。
で、この質感の良さは、個人的な感想ですが、CD再生が基本。他の音源が16bit以上の高音質で、その絡みの中で、ある種、LoFi的な特徴として感じられたような気がします。特にキックの音なんか、むふってな感じ、←意味不明w、まあ、良いのですよ。
時代はネット音楽、mp3になると、この質感は、あまり生きてはきませんでした。CDに比べると全体がLoFi化とも言えますからね。差としての旨味は別な次元へと行くわけです。
というわけで、808のように、今だ重宝されるものではないですが、サンプルを聴いてみると、ああ、こんな音だったと実感します。一つ、覚えておいてもよい音の質感として、更に、今なら、こうするという基準の変化を認識するのもよいのではと。
sfz用ファイル↓、同系音色はカットしてあります。あまり使わないであろう音色もバッサリカット。
0_sp1200.sfz(右クリックで保存してください)

12-8

2010

(WAV)

Roland TR-909 Samples (wav)
どこにでもありそうで、どこにでもあるTR-909、いざ、この音使おうかと思うと、どこへ行ったか分からない。808程の個性はないので、何かに紛れてしまうのです。そんなわけで、極めつけ、これだっていうのを持っておいた方が良いわけです。
TR-909.sfz(右クリックで保存してください)
2011年3月15日現在、サイトはクリックすると全く違う怪しいサイトへ誘導されるので消しました。

11-24

2010

(WAV)

Big Mono
WAVファイルによるドラムセット、メール登録で返事がきて落とすパターンです。
wavはモノラル・ステレオ混合、LRに別れてステレオになる、というのもあります。音質はとても優秀なもので、レイヤーの種類が多いのが特長。弱音から強音までの質感が良いです。フリーでここまでのものは初めてではないでしょうか。
sfzのファイル作りには苦労しました。8〜16段階のレイヤーがあり、TESTSOUNDを聴けば解ると思いますが、実にリアルに表現されます。
ステレオはタムとハイハット、タムの質感は最高です。シンバル系はやや劣るかな。音量も低いのでwavを-6程度ノーマライズしました。
一部弱音は省略した部分もあります。必要なら付け足してください。sfzファイルはテキストファイルなので簡単に変更できます。

↓これはsfz用のファイルです。解凍したwavファイルと同じフォルダに入れ、sfzで読み込みます。

0_BigMono01.sfz

TEST SOUND

エフェクトはなし、リバーブもなし、残響はwavにあるままのものです。

11-24

2010

(WAV)

Ruffrider
ドラムセットで、SoundFontもあるですが、設定がおかしく直す事もできますが、面倒だし、ドラムはsfzということでサンプル版を。
Ruffrider samplerをクリックしてwavで落とします。やや下の方にあるKingstonRuffriderSFZ.zipというのがsfz設定ファイルです。
ドラムセットとしては、他の優秀品に並ぶものではないのですが、このサンプルの良いところは金物なのです。
シンバルやハイハット等、芯のある明確なサウンドはベストに近いものがあります。
sfzファイルの設定はwavが特定フォルダになっているので、ここで説明しているような同じフォルダ内だと動作しません。
samplesというフォルダを作り、その中にwavを入れる事で動作します。私は、sfzファイルの方を直して同じフォルダに入れました。
金物のwavを抜き出して別のものに追加、その部分のsfzを書き換える、でやろうかと。

もうひとつ、Easyrider samplerというのも別のドラムセットもあります。こちらは、やや硬質なスネアで、個性はあります。
シンバル系はステレオなのですが、音像がフワっとしていて、好みではないです。

10-29

2010

(WAV)

Tonehammer_Sick_v1
あちらではHalloweenで、こんなオカルト音源が出てました。そのまんまの用途ではなく、質の良い音源から部分的に抜き出してPercussionにして使おうかなと。

10-9

2010
(WAV)

Pettinhouse acoustic drumkits
・Brush kits、・Yamaha 9000 kit
この2つのドラムセット、wavファイルですが、とても優秀なステレオ録音、ヌケの良い音があって使えます。
サンプル提供なのでしょうね、きちんと許諾を得て公開しているようです。
LICENSING AGREEMENTを読むと、サンプルの二次配布は当然ながら不可ですが、
Samples and sounds can be used in any type of music production, for example:
とあるので、音楽製作用としても、安心して使えるようです。

SFZでは、SoundFont化しなくても、以下のファイルを読み込む事でMIDIキーボードで再生できます。
解凍したwavファイルと同じフォルダに置いてください。一応、順にならべてあるだけなので、好みで並べ替えをしてください。ファイルはテキストファイルなので、エディタ・メモ帳などで開けます。

0_Yamaha9000.sfz

 

9-3

2010

Guitar Soundfont Central - Library
ギター中心のSoundFontです。

Guitar-Clean.sf2
一部音域が出ないのですが、これは内部Local Sample Endの値がマイナスになっているため。修正すればOK。Viennaがないと難しいかも。
とてもノーマルで聞きやすい音色、質感も十分あって良好。

LK-AcousticSteel.SF2
音質的には中ヌケで、低音重視。Guitar-Cleanとは対照的な音質。

LK-Godin-Nylon.SF2
Nylonという表記ですが、あまり、それっぽい感じはしません。

LK-GuitarBank.sf2
こちらはセット物で、11.5MBのサイズながら良い音色です。弦楽器はイマイチですが、それ以外は、なかなかのもの。

LK-Nylon-Guitar.sf2
これは確かにNylon。やや硬質な音色でメリハリあって良いです。

 

8-26

2010

Giant Soundfont v4.2
Giant Soundfont v4.2(365M)、近々v5も出るみたいです。
変更内容は
Fixes:
087 synth lead added loop
わりと聞き取りやすいシンセ音で試聴用としてはまずまず。製作用としては必要ないです。

Toms from Drumkit 3.1 are amped -2 dB

New:
008 Celesta
繊細な高域で良い感じ。

014 Tubular bell
どちらかというと、大味なのが多いですが、これは繊細で優秀。ベストの一つ。

019 church organ
残響成分が多くなり、響きとしては良いけど、前回の明確な音色は捨てがたい。

028 Muted Guitar
これも質感が良いですね。キーによってミュートの加減に差があるけど、それもまた味になったりするかも。

057 in lower range trumpet from roland for testing
たぶん、057ではなくて056。056trumpetは、前回ヒドイものでしたが、それに比べればまだまし。でも、キーによって明らかに音色変化があるので再考の余地あり;

061 Brass Section
前回はオクターブ幅だったのが単独になり、すっきりしました。でも、ハイ上がりで薄い音。

071 Clarinet
前回と似たような音色ですがサンプルは別物。ややリリース多目で柔らかな質感。ハギレのあるフレーズには向かないけど、旋律を歌わせるのに最適。高域で音質変化があるのはマイナス。

115 woodblock from drumkit
woodblockは前回ステレオの2サンプルだったのが、今回は1つ。前回良かったので、これはマイナス。

118 Synth drum
あまり変化なし。

119 revers cymbal
これはかなり良くなりました。というか、前回はおまけ程度の雑品でした。

Changes:
start delays are changed from 0.010 to 0.000 for better Performance

総じて変更部分は良くなっているので、4.2に替える価値は十分あると思います。

 

6-13

2010

http://www.fiddletunes.nl/download/soundfonts
久しぶりの更新、BBSで教えて頂いたので紹介します。
最近は役に立たないsf2midですが、まだまだ、こういったサイトがあるのは嬉しい限りです。
どれも小サイズながら質の良いものが揃っています。自分で録音したみたいですね、ループ処理なども凄いです。

5 string banjo, the soundfont comes with extra harmonics.
僅か221kbながら、16bit、44.1kHzでハリのあるbanjoが再現されています。サンプルは減衰途中で途切れているのですが、その間をループとしてSoundFont内で減衰させるため、このサイズで仕上がっています。

Steelstring guitar
アコギ(スチール)としては最高の部類の音質、それでいてサイズは1.2MBほど。これは良いです。メイン使用に追加♪
スチール弦の特徴がよく出て、これならシンセ音との合成でも埋もれないはず。減衰もギター特有の響きを失わず自然な感じで使えるでしょう。

Sound of a 1900 century double bass.
僅か504KBのウッドベース、しかし、リアルです。太い音が残っています。生に迫るというより、ウッドベースの音が欲しいって時には最適。

23 soundsamples from the "bells and whistles" of my "Stumpie"
効果音的なのがいくつか。質が良いので、これも使える範囲にあります。

My old resonator guitar
いわゆる Dobro guitarというものです。金属の共鳴板がついたハデなやつ。2つの音色が横並びに入っているようです。
楽器の特徴というよりは、面白い音として捉えた方がよいかも。

BZZZZZ..BZZZZ....It's kazoo time!
こちらは更に面白い音で、音程にフラつきがあるので、ワンショットの効果的。

A bunch of melodic bikehorns
bike horns、自転車に付けてブヒブヒいうようなやつ;、お遊びで。

Little handbuild concertina
コンサーティーナ、小さなアコーディオン。素朴な音色です。

Clawhammer banjo
これもbanjoで、先のものとは違った哀愁のある響き、なかなか良いです。

BassSlap
BassSlapとあるので、ウッドベースを叩いた音でしょうか。これは、箱の部分ではなく、ネックの部分を叩いた音かな。

Condor artist F5 mandolin
マンドリンです。特徴がよくでた優秀な録音です。これも僅か167KB。

For all your laundry cleaning, and skiffle music
洗濯板です;なかなか優れものだと思います。
※サイト閉鎖 

1-26

2010

150 Dirty Hip Hop Kick and Snare Samples
Reason用のサンプリング音源ですが、wavファイルなので汎用可能です。キック(100)とスネア(50)、なかなか旨味のあるサウンドなのでsfz用にセットアップしてみます。商用録音でも使用可能の完全フリーです。
解凍すると、フォルダ-Sir Sedric's BoomBapp→BoomBapp WAVの中に使用可能なwavファイルがあるので、これを使います。
sfz用の設定ファイルを用意しました。

BoomBapp-sfz.lzh
設定は簡単で、上記sfz用のファイルwavファイルを同じフォルダに置くだけです。

まず、Bapp_1.wav〜Bapp_50.wavがスネア系、同じフォルダ内に【0_Bapp01.sfz】を置き、sfzで、この【0_Bapp01.sfz】を読み込みます。
キックは数が多いので2つに分割しました。0_BB_Kick01.sfzが1〜49、0_BB_Kick02.sfzが50〜100、同様に同じフォルダ内に置いて、sfzで呼び出します。それぞれ、別のフォルダを作ってストックした方が良いでしょう。

sfzファイルは、なにかと面倒かもしれませんが、中身はテキスト形式なので、メモ帳等のエディタで開くことができます。中を見ればwavファイル名が記述され、それぞれのキーに割り当てているのが理解できると思います。自分の好みで再編するのは簡単です。このかたちを覚えれば、様々なwavファイルで自分専用のライブラリを作ることもできます。
※サイト閉鎖 

1-19

2010

Giant Soundfont v4.1
3年ぶりでしょうか、Giant Soundfont がv4.1となりました。
VIENNAで音を出してみた感じでは、やや音量を抑え気味ですが、その分、全体のバランスがよく調整されているようです。
音源は優秀で、高域が繊細な音色が多くあります。好みのサウンドを差し替えたりする場合にもよいでしょう。
前回同様3つのファイルに別れていて、サイズはv3が289MBだったのに対し、v4では361MBになっています。

 

 

 

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