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Convolution Reverb(VST-Plugin)
コンボリューションリバーブは、今までのリバーブとは違った演算処理をするもので、単なる残響というより、正にルームシミュレーターという感じです。
空間ごとにインパルス・レスポンス(impulse responses)というデータ(wavファイル)を使用して残響を作るもので、このデータがないと動作しません。
パラメーターを動かすだけのリバーブとは違い、実在する空間データを使うのですから興味深いものがあります。
使った感じでは、それ程重い感じはないのですが、リバーブは元来、重いのでシステム次第ではあります。安定性は良いです。(WindowsME,pen4 / 2.4Ghz)
ソフトはいくつか出ていますが、私が使ったのは、SIRというもの。

Convolverは、v1は認識せず、v2はデータが全く読み込めなく、使えませんでした。多分、WindowsMEのせいでしょう。

 Impulse Responses


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http://www.cksde.com/p_6_250.htm
Big Hall E001〜3 M2S
これがなかなか良い感じ。

memi.de/echochamber/responses
数多くのIRが置いてあり、どれも質の高いものばかりです。
一つのファイル中にも小さな空間から大きなものまで、多くのIRファイルが納められています。
TESTSOUNDは、plate、chambers、ambiencesから、残響の大きなものを中心にしています。


l960long_brite_space

l960lg_brrite_chamber

l960large_church

l960snare_plate


Bricasti M7 Impulse Response
フリーの Impulse Response。とてもナチュラルで繊細、フリーではベスト!!(2010年7月19日)
fixed in the new 1.1 version.(2010年8月4日)


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Fokke van Saane / Impulse Responses

Factory hall
アムステルダムの巨大な工場、残響の伸びが遠くまで届く感じで、使い方次第では面白い響きになるかも。

TEST SOUND


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Small Church Schellingwoude
小さめの教会。通常リバーブと比べると貧弱に感じますが、それが的確なところ。この残響に合う音として使うべきでしょう。


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EMT 244 wav files
0.4s〜4.5sまで数種類設定されているので使い分けできます。ノーマルな質感の良いものなのでメインとしてもOK。
TEST SOUND


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irlibrary.org

Medieval Church
このサイト、使えないなあというのが連続してたのですが、これに当って驚き。乾いた質感とでもいうか、優れものです。

TEST SOUND

Binaural setup
ここにある4チャンネルデータはSIRフリーでは読み込めないので、2ch版だけですが、なかなか面白いのでは。

リバーブデータ生成

http://www.voxengo.com/product/imodeler/

リバーブデータ作成
画面のグラフ上に残響の形を描いていくものです。
正にルームシミュレーターの感覚が良い感じ。
デモ版ですが、1回の起動で3つまで保存できます。これ以外に制約は無いようなので十分に試すことができそうです。
起動し直せば何度でも保存できます。
左中程にあるWAV出力、ファイルネームは拡張子のWAVも記述します。

詳しい事は理解していなくても、点を動かせば残響が変わると推測できますね。
そこで極端に狭くしたら、こんなサウンドになりました。

TEST SOUND 1

そして、それを、やや広げると、どうなるか。
テストサウンドでモノラルなのですが、違いは解ると思います。

TEST SOUND 2

ホールデータを更に広げてみました。
これも極端な例です。

TEST SOUND3

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