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VST-Synth (SynthEdit、SynthMaker)

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VST-Synth
M1
M2
M3

end
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MiniMogueVA


(SynthEdit)

古いものですが、W2Kで動いたので、遅ればせながら。
よくあるmoogクローンで、SynthEditではありますが、テキストにCustom modules by: David Haupとあり、この人、SE-Enabler Modulesというのを開発しているようで、凡庸なSynthEditの音とは一味違うものになっています。
荒削りなシンセ音という感じで、ちょっと歪んだベース音が持ち味でしょう。大人しいシンセサウンドになるとチラチラSynthEdit風な音が顔をだしたりします。
5音ポリですが、和音の響きは汚いです。実はこれ、当時(モノ時代)のシンセの特徴で、Mono/Polyもそうなのですが、実機に忠実な作りである証拠でもあります。


(SynthEdit)

同サイトにあるこちらはArppe2600va、これも同様に凡庸なSynthEditとは違う音が出るので、使えます。
デザインだけ変えて、中身は一緒みたいなSynthEdit製とは違い、個性のある音がするし、なにより、名機の操作そのまま、というのも嬉しいところでしょう。

 

Kairatune


(SynthMaker)

音はSynthMakerそのものだけど、音作りの過程で、いろいろ工夫があって、シンセサウンドに仕上げています。
SynthMakerというシンセの、プリセットみたいな感じで量産される個々のシンセ、これからの課題は、飾りではなく、音そのものの存在感でしょうか。

 

Extractor


(SynthMaker)

FEM1と同じ作者のもので、こちらはノーマルシンセ。4つのオシレーターを持ち、出音としては、SynthMaker範囲ですが、波形を加工するツマミがあって独特な感触があります。独自のwavファイルを読み込む事も可能で、個性を持った音色を作れる可能性があります。
操作性は、あまり良いとは言えず、特にADSRの挙動を掴むのが難しいです。アイデアや機能が先行して使い勝手の良さを見失ってしまう例でしょうか。
ステップシーケンサーもあるのだけど、こういったものって、そんなに使わないのに場所を閉めてしまうマイナス要素の方が大きいと思うのだけど。それより、波形を加工するツマミを大きくして、微妙な設定を可能にしてほしいところ。

 

Hoar


(SynthEdit)

Fsynthzの新作。個人的にお気に入りのFsynthzですが、これも実用に即した音作りとなっています。
従来の舐めるような音の立ち上がりとは違って、アタック感は普通のシンセに戻り、ランダムなフィルタリングで音の特徴を作りあげています。線、面の流れから点の粒だちへ、というところかな。
SynthEditという領域の中で、弱点をものともせず、個性として音の質感を作る姿勢が素晴らしいです。

 

metamorph


(SynthEdit)

de la Mancha の古いもので、開発中止に伴ってフリー化したようです。
通常のシンセではなく、効果音的な使い道。持続的な音より粒子的な音。Percussionの一部としてゲート等Effectを駆使して使うのには便利そうです。  
 
 
 
 
 

 

DSK TechSynth Pro


(SynthMaker)

DSKの新作なので、ある程度予想してしまうのですが、これは予想外でした。
ステップシーケンサーが特徴なだけではなく、音色が今までのSynthMakerとは違うので、何だろうと思ったら、プリセットごとにWavetable syntheのような音源がセットされており、それに2つのオシレータでシンセが加わるという形式のようです。
特徴的な波形の一部が記録されているというより、サンプラーのように音色そのものが入っている感じ。ある意味、化けてるわけです。フィルターもかけられますが、オクターブ変更はできず、音量も固定、シンセ側は標準的な操作範囲。
予め作られたシンセ音もあり、それぞれにSynthMakerの音が加わる事で新鮮味が出ているとも言えます。
サンプリングはわりと低いbitのようで、独特なノイズ感があり、これがうまく味を出しています。
Helixのように波形データを読み込むというのとは違い、波形操作もできませんが、シンプルさゆえに化ける音があったりするかもしれません。
シンセとしての音は平凡なのと、サンプリング音だけのボリュームが無い等が減点。
TEST SOUND

このシンセと似たようなWaspy LE VST-i 1.3というのがあるのですが、中身は同じみたいです。

 

Elektrostudio_ModelPro


(SynthEdit)

実機の写真が映ってますが、Moog Prodigyです。これがそのままGUIになっています。
よくあるパターンというところですが、とても良くできています。写真のスイッチやノブがそのままスムーズに動きます。鍵盤も外部鍵盤に同期して動くし、ベンド、ビブラートもマウスで動きます。
実機でのシミュみたいで、これに馴れれば本物も動かせそうですね。
音はSynthEditですが、これも良くできた方でしょう。忠実に操作を再現した意味で価値があります。
2011年3月、早くもサイト消滅。Moog名の権利関係かな。

 

Clavdium / Fuzziest Organ Evar / Sandra


(Clavdium / SynthEdit)

fsynthz.comから連続して、Clavdiumというシンセ、これで3種類となりました。harpsi/clav soundsとありますが、今までのも含めて、音色の違いというのは、あまりなく、やはり同系音色です。
Clavdiumは波形表示のような棒グラフ操作により音色変化があります。
3種に共通なのは、ツマミを動かした時の質感変化が、とても良い感じなのです。お気に入りの筆のタッチみたいに。
ADSRでのように、細かな設定ではなく、予め”これだけ”ってな大雑把さが良い意味で個性を持っているのでしょう。

TEST SOUND


(Fuzziest Organ Evar / SynthEdit)

Sandraに続いてfsynthzから出たオルガンですが、ハモンド系ではなくSandraの兄弟というところ。変化の連続性でオルガンのレバー的な設計なのかも。オルガン=柔らかいイメージとはならず、一番過激な音かも。
自分とは相性が良いようで、他のシンセとの組合せでも全体に埋もれてしまうことなく、存在感があります。

TEST SOUND


(Sandra / SynthEdit)

意外性たっぷりなSynthEditシンセ。音の立ち上がりが独特で、小気味良いのです。
見慣れたシンセの顔とは違いますが、これで十分と思わせる操作性、下手に見てくれが良いと重くなるので、こんなんで良いのですね。このシンセ特有の音として使えるものです。
 
 

TEST SOUND

 

eFemme


(SynthMaker)

FMシンセです。synthschool.comという所で教材として作られたもののようです。
そのせいか、FMシンセ特有のパラメータが並び解り易い構造となっています。それはつまり、アナログシンセと比べ難しい音作りであるという事ですが。
プリセットは少ないのですが、それを基準に、いろいろ変化させていくと楽です。
右上にあるアルゴリズムを変えるだけで音は変化するので、音色も増やしていけると思います。
FMシンセのように倍音を変調させる方式は、どうしても音階が不安定になりやすく、それをうまく作ると結局似たような質感になったりと、難しいところがありますが、得意範囲として使い分けを。

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TEST SOUND

TEST SOUND

 

GTG NR2010


(SynthEdit)

GTGはVSTの開発を終了するとのことで、残念ですが、これが最後のシンセとなるようです。
SynthEditとは思えないような優れたシンセが多くありましたが、ローランド初期のシンセを思わせるようなデザインで原点へ帰ったようなシンセです。このツマミ配置って何ともいえない安心感がありますね。
音作りの軸として、まずはこれからという人にも使いやすいものでしょう。

シンプルなシンセだから素朴な音専門かというと、そうではなくて、シンセは音声合成、いろいろ工夫すると、あっと驚く音が出たりします。んでは裏技?を一つ。
TEST SOUND

LFOを使ったものですが、シンセではビブラートのように使ったり、まあ簡単にいうとブツブツいうやつ。
このブツブツいう周期を早くしていくと強力な音に変化する一例。
最初はブツブツがはっきり解るところから周期が段々早くなって、別な音色に変化するのが解ると思います。
最後に緩くなってブツブツがはっきり解る過程で終わります。

 

Retronix


(SynthMaker)

SynthMakerとしての音色ではあるけど、ヌケの良い音質。耳障りな音ではなく、なかなか気持ち良い音色変化があります。生音との相性も良さそう。
コーラス・ディレイが付属、ステレオで音を響かせるのに優れているところかもしれません。
派手に鳴るシンセではなく、落ち着いた質感のシンセとして使えるでしょう。
プリセットは、もう一ひねり欲しいところ。
TEST SOUND


 

Synthetic


(SynthMaker)

オシレーターの波形を描くというのはSynthMakerの得意技みたいで、以前からよくあったけど、このシンセは、それをメインにしたようなもの。
しかし、今までのものを含めて、あまり自由度がなく、なんだか似たような音色変化、ある範囲に限られているような傾向で、Helixで波形を歪めるような劇的な変化に乏しいのね。
まあ、それでも興味をそそるものだし、一発屋として、このシンセの音と捉えれば使いみちはあると思います。
TEST SOUND

だいたい、こんな音色範囲なんだけど、音の立ち上がりのキビキビしたところは特徴。

 

TranceDrive


(SynthMaker)

トランス系での使用を狙ったアナログシンセです。
基本的な音の質感はSynthMaker特有のもので、これといった有り難みはないのですが、エフェクト類が豊富で横スライドするなど、ちょいとしたアイデアが使いやすさに結びついています。プリセットが揃えば、即戦力になるでしょう。
画面構成もよくできていて音色加工が容易です。使いやすいというのは大事ですね。
難を言えば、重い事。これはSynthMakerゆえに仕方ないところでしょうけど、SynthMaker本体側で、もう少しなんとかならないのかなあと思ってしまいます。
TEST SOUND

後ればせながら、こちらもTESTSOUNDですが、これは新曲のラフ録り(なので素のシンセではなくVST-effect多用しています)として、TranceDriveを使った部分(ドラム類は除く)だけをアップしてみました。なかなか旨い感じで鳴ってくれてるなあという印象です。

 

FEM 1


(SynthMaker)

FMシンセ。かなり本格的なもので、FMシンセ特有のアルゴリズム構造を持っています。
FMシンセの倍音成分で作られる音は、アナログシンセとは違うものなので、グラス系、鐘系の硬質な音が出てきます。という事で、操作もアナログシンセとは違った分かり辛いものです。
簡単に音程が狂ってしまうことにも、なりかねないです。
マニュアルを読めば理解できるとは簡単に言えないので、自分で試してみる以外ないでしょう。
ゼロから好みの音を作るのは難しいので、プリセットを変化させて音の構造を理解していくのが早道なのですが、残念ながら、このシンセはプリセット数も少ないし、殆ど使えないものばかり。充実したバンクが付けば、評価は更に上がると思います。
TESTSOUNDは2010年10月、新規に。
TEST SOUND

 

ODsay


(SynthEdit)

SynthEdit製のARP Odyssey、作者はかなりシンセに詳しいのではと思えるほど、それらしい感触があります。
見た目はOdyssey、中身はSynthEdit特有の音というのではなく、個性を持った音を出します。
Oryg 10 Analog Pack というダウンロードで、10個のシンセ・オルガン・その他が入っています。どれも良くできたものですが、これが一番気に入りました。 

TEST SOUND

 

 

 WASPY VST-i


(SynthMaker)

SynthMaker製ですが、音を出した時点でSynthMakerとは思えない音を出します。 これは、シンセではなくサンプリング音色を内蔵しているため。
そのバランスがとても良く、今時の音を出してくれます。純粋にシンセだけの音ではない事を考慮。
※DSK TechSynth Proと同じもの。
 

 

GTG K1.3


(SynthEdit)

GTGK1の改定版、シンセの原点というべきオーソドックスなもの。見た目のデザインもシンプル。元がSynthEditだけに、特徴のないものは生き残れないのですが、さて、このシンセはというと。
どんなシンセでも質感としては、そう大きな違いのない音色領域で、シンセの音作りに特化し、使えるプリセットが並んでいます。

TEST SOUND

 

Bellsynth


(SynthEdit)

Bellsynthという名の通り、ベルの音を主体に音作りをしたシンセです。シンセでのベルは、リングモジュレーターでだせるわけですが、それに特化したコンセプトは評価できます。
どんなシンセでも出せる音の領域ではないので、ベル系=Bellsynthという手段が成り立ちそうです。
使う場面は、効果音的なものから、パーカッション系が軸になるでしょう。
また、別なシンセと複合的に使うのも効果がありそうです。
内蔵リバーブも質の良いもので使えます。

 

RMXL


(SynthEdit)

こちらはKrakli の新作。H.G. Fortuneとは真逆のコンセプトながら、SynthEditである上での個性を問うという意味で同様の価値と言えるでしょう。
H.G. Fortuneが面としての空間なら、こちらは点や線として音を操作する感じ。メインで使うシンセにはならなくても、このシンセなら、この音という過程で使えるでしょう。
TEST SOUND

 
 

 

Swamp XT


(SynthEdit)

H.G. Fortuneからの新作。有料版・無料版とあります。本当に、この作者は音に徹底しています。 音楽というよりはサウンドエフェクト指向のプリセットで、さわっているだけで楽しくなります。
空間の雰囲気作りでは重宝するはずです。今回はデザインも気に入りました。
 
 

 

Elektrostudio Tapeotronic


(SynthEdit)

メロトロンです。問題はサンプルの質なので、SynthEdit製かどうかは関係ないところですね。
最近、いくつかメロトロンが出ていますが、過去に出たものも含めて使えるなと思えるものは少ないです。
メロトロン、本来は生楽器の音を忠実に再現するのを意図していたのですが、テープに録音されたサンプルの汚さ(今のデジタル録音と比較した場合)と実機のワウフラッターによる揺らぎ等で独特の音が生まれた、と言えるのかもしれません。
素で聴くメロトロンテープは、かなり汚い音で、音がふらついていて、ループを取るのも難しいという代物なので、本当の音源であるにも拘らず、メロトロンの音に聞えないものが多くありました。
中には、別な(正常な)音源をメロトロンテープと合成して整えているのもあるようです。これになると、奇麗ではあるけど、ちょいと違うなあと思ってしまいます。

Tapeotronic は、ループ繋ぎがスムーズでメロトロンの性質も再現できています。Reverb等と組み合わせて使うと良いでしょう。
TEST SOUND

 

SynchroNator


(SynthEdit)

音質的にはSynthEdit範囲、波形も標準なので、どうということはないのですが、まず、プリセット数が多く、ベースシンセとしての幅を持ちます。
特徴的なのは、2オシレーターで、ステレオシンセとして良い感触を持っていること。操作が容易で、音作りの手軽さもあります。
8 step sequenzerもあり、一つの得意技用シンセとして使えるでしょう。
 
 
 
 

 

VH-1 A Virtual Drawbar Organ


(SynthMaker)

SynthMaker製のオルガン、NuBiLEを超えるまではいきませんが、なかなか良くできています。
オルガンとしての合成音が響き良く、音の立ち上がりも鋭く合格点。
ただ、アタックのクリックノイズが完全に制御できず、出たり出なかったりなのが残念。パーカッシブなところは普通か。デザインは良いです。

 

Joe's jazzy drums I / Percusssion I




(SynthMaker)

音色固定のサンプラーという位置づけ。パーカッション類のサンプルがVST内に納められているもので、主役はVSTiではなく、サンプルです。
かなり質の良い音源なので、使えるでしょう。
 
 
 
 


 

GTG ST 2008


(SynthEdit)

GTGの新作、Pads and FX synthというコンセプトのようですが、SynthEditでありながら、特徴あるデザインとサウンドが良くできています。
音のツブツブ感が全面に出たようなプリセットが良い感じ。
単なるデザインを変更ではない、シンセの使い分けに特化したものとなっています。
 
 

 

IMP-OSC-TOR VSTi


(SynthMaker)

SynthMaker製としては、かなりエグい音が出るタイプ。なかなか良いデザインで、操作性も良好。もう少しプリセットが充実してほしいところ。
まだ、バグがあるようで、フィルター操作で急に音が大きくなったり、無音になったりするので注意。全体的には、もう一ひねり。オシレーターの波形編集、あるいは種類を増やす等すれば、更に良くなりそう。
TEST SOUND

 

38911 bytes v2 free released


(SynthEdit)

odoの38911 Bytes、v2で、10月にベータ版を試した時は、プリセットも少なく、可能性も見えてこなくてパスしたのだけど、今回、一緒に入っている.fxbも含めて再度試して、ベース系の粒状立ち感や過激な音等、設定如何で、それなりの個性が感じられたので、取り上げました。
Commodore 64、チップチューン系音源だのと言っても中身はSynthEditなので、あまりこだわらず、要は音です。
このシンセは、オシレータにあるRing Saw等Ring系波形に興味が出ます。EQ等で更に音色変化を持たせると、より個性的な音になるかも。
使い勝手は悪いです。しかし38911 Bytesのネーミングだと、文句も言えない;
TEST SOUND

 

GTG Synth.


(↑GTG WS 2)


(↑GTG MS 2008)


(↑GTG MX 2008)
(全SynthEdit)

GTGの新作3機種です。
GTG WS 2.(上)
まずは、Phase Modulation Synth、オシレーターの波形を操作するタイプで、FMシンセと同系の音色とみてよいでしょうか。
デザインが好み。見た目の良さだけでなく、使う過程での操作性の良さもあり、配置も扱いやすいものです。使っていて楽しいというのは大事ですね。
音はPhase Modulation特有の個性で、プリセットの音色も良いです。
TEST SOUND(GTG WS)


GTG MS 2008.(中)
こちらはノーマルなアナログシンセで、これまたデザインが良く、プリセットも優秀。SynthEditのよくある平凡な音をうまく避け、派手な音ではないけど、シンセとして多様に使える幅の広い音で、シンプルベストのシンセ。
TEST SOUND(GTG MS)


GTG MX 2008. 3xosc synth(下)
必要最低限でコンパクトにまとめたMSに対して、こちらは、やや複雑な操作ができ、音質もよく、納得のもの。
ただ、より多くのものを求めて音作りの幅を広げると、SynthEdit特有の質感が見え隠れする、なんて事もあるような気がします。

 

DSK Music releases DSK BlueZ (beta)


(SynthMaker)

まず、音色ストックが3つしかない、ということで、実用ではないベータ版そのもの。
waveforms & wavedraw Synthですが、基のオシレーター数も多くて驚かされます。SAWなどの種類ごとに10個の波形が用意されています。その波形をそのまま直で描き直せるのは強力。
SynthMakerでは同類の機能が、よくありますが、この形は良いです。
音は、よくあるSynthMaker音そのもの。多くの波形であっても、SynthMaker質感は残るのですね。とはいえ、好みの音が作り易いなら、多用できるし、操作系も良いものです。
エフェクターは、コーラスは良好ですが、ディレイはだめ。完成版での機能アップを期待。
デザインは、白がちょいと煩い感じ。せめて灰色系にしてほしいところ。好みですが。
 

 

musictrack MT-1


(MT-1:SynthMaker)


(MT-1EX:SynthMaker)

珍しく国産のシンセ登場です。musictrack.jpが学研のシンセサイザークロニクル連動企画として発表したもので、当初、スタンドアロンのみだったのですが、今回、VST版が追加されたので取り上げました。
musictrackが作るということで、純正品を期待したのですが、SynthMakerでした;
ノーマルなシンセで、SynthMakerとしては、ごく普通の出音というところでしょう。SynthMakerでは、オシレーターの波形エディットが出来るものもあるので、そこまでやってほしかったところです。
全体のまとまりとしては、スライド式はやめて丸ノブに統一した方がコンパクトで、操作性もよくなります。(デザイン的にやりたかったのでしょうね)

その後、MT-1EXとしてバージョンアップ、デザインも統一されてすっきりしました。
音的には、SynthMaker範囲なので入門者向け。

2009年6月、MT-1 EX ver1.1と、アップデートされました。EQが付いたのは良いです。基本的な出音は変らないですが、プリセットが充実して存在感を上げた感じです。
早弾きするとキータッチで若干の遅れ。この辺はOSやマシン性能で差が出るけど、SynthMakerは重いというのがあり、可能な限りスリムにしてほしいところ。鍵盤がいらないし、連動処理でCPUにも負担がありそうです。

 

Cymbiant


(SynthEdit)

Arpeggiator が特徴のシンセ。SynthEdit臭さを感じさせない出音の良さがあります。PAD系も良く、全体として良くできたプリセット音色とも言えます。エフェクト等の扱い方がうまいのでしょう。
ただし、和音にしたとき、音がぶつかり合ってノイズが出ます。基本的なポリシンセの問題がクリアされていないので、限られた使い方しかできないでしょう。
解凍すると2つのDLLがあるけど、この辺は複数起動の問題で、詳しくは説明文を参照。
TEST SOUND

 

COSMIC BOYS - ICECREAM VSTi


(SynthMaker)

見た目派手ですが、意外に散漫な感じはせず、SynthMakerで、うまくまとめられています。ノーマルなシンセとしても、サウンドエフェクト的にも使え、エディットも分かり易くマニュアルいらずです。
実際に使う立場が考慮された良さを感じます。
XYpadはツマミと連動する等、操作系も良いです。Reverbも良いし、また、珍しくEQが付いていますが、これも音色エディットでは有り難いものです。
※8bit=ファミコン風の音が主体のシンセではなく、単にBitcrusherが付いているだけ、という解釈が正解。

 

Lusus


(SynthMaker)

SynthMakerという範囲ではありますが、OSC3、4で波形を書けたりして個性的な音が作れます。低域でのエグい音が特徴で、かなり使えそうです。安定性もあり、よくばった個性で重く遅くなることなく、その辺は清いところ。操作性が明解で目的の音が作りやすく、音作りの柔軟性もあります。
 
 
 

 

DSK Ethereal Padz


(SynthEdit)

Pad専門シンセ。SynthEditという事は関係なく、音作りの結果で成功してるようです。音の質感が和声を上回ってしまうので、なにを弾いても奇麗な響きになってしまいます。その辺を考慮に入れて使うべきで、コード展開よりも味つけ的な響きを求める使い方でしょうか。
 
 
 
 
 

 

Invector


(SynthMaker)

基本はSynthMaker特有の音で、質感はそれほどのものではないのですが、それを補うのが8つのオシレーター、波形部分でマウスを動かすと選択できます。XY1〜2もユニーク。
しかし、オシレーターのON/OFFがなく、Volもないのが残念。マニュアルもないので、今後の変化にも期待したいところです。
TEST SOUND

芯のある音というより、変化で特徴を見いだすべきでしょう。
 

 

 

KickLab XL


(SynthMaker)

Kick(バスドラ)専用のシンセドラムマシンです。シンセ風サウンドではなく、kickそのもの。音は、かなり強烈だし、加工幅も大きく、柔軟な音作りもできる優れものです。
今の音楽シーンで、kickの重要性は大きく、曲全体の”締まり”を決めてしまいかねません。
自分の理想とするkickを得る上で貴重なものとなるでしょう。TESTSOUNDはプリセットを順に鳴らしただけのものです。それぞれのツマミで音は、かなり変わりますが、マウスをクリックオフするだけで音が出るので、これは楽、使う側の操作性をよく考えています。

TEST SOUND-(1)

 

S3B


(SynthEdit)

S3で、もう一味欲しいと書きましたが、S3Bでは、そんな不満が解消され、より緻密な音作りで、オルガン(String Synth)としての個性を超えたとも言えます。リバーブがとても良く、音の情感や雰囲気を増す役割を果たしています。操作手順も的確で、ストレスなく、好みの音を探れます。
S3Kというのも出ましたが、当方ではフリーズするので未確認;
TEST SOUND-(1)

 

 

DSK BassZ


(SynthEdit)

アコースティックベースのサンプリングVST、SynthEditですが、この手のものに関してはマイナス面はないです。問題は音源の質になります。これがなかなか良いもの。
 
 
 
 

 

OranZe


(SynthMaker)

波形が描けるというと個人的にお気に入りの、AM Freehandがあります。同じSynthMaker製ですが、質的には違う感じで、こちらは、より丸みのある感触で、あまり派手な音は不向きか。
なかなか表現力もあり、おだやかな曲調でエレピ代りに使っても良さそうです。
ステップシーケンサー等もあり多芸なところもあります。波形を描いた時の音の変化はAM Freehandと同等。かなり変化しますが、鋭角か曲線かの違いがポイント。微妙な音が作れるけど、似通った音の範囲内でもあります。
TEST SOUND

速効で作りましたが、低域がちょいと弱いのでエフェクターで補強しています。あまりシンセ臭さがないのも良いところかな。
 
 

 

Fr precog light


(SynthMaker)

Wavetable Synth のようですが、固定音源のサンプラーにシンセ的な操作を加えたという認識でしょう。
従って、操作ツマミは少なく、音的には元音源に支配されます。様々な音が作れるシンセではないわけで、音質に対する評価は、サンプリングされた音源如何となります。
そう割り切ってしまえば、なかなか操作性もよく、そこそこ使える音もあったり、というところでしょうか。
配布終了。

 

Future VSTi


(SynthMaker)

派手なElectronic系にはむかない、落ち着いたエレピ・トーン系とでも言うような音色。
高域の倍音成分に特徴的で、静かな曲のメロに良いような。オシレーターの波形を合成するようなかんじで、お決まりのシンセ音とは違うのが良好で、使いみちは少ないけど、この手のシンセは好みで取り上げてしまいます。PAD系には、あまり向かないかな。
リバーブは、あまり良いとはいえず、これならナシの方がよかった。なにしろ、重いのが最大の難点で、SynthMakerとしては、かなり重い方。それも複数オシレーター選択のせいでしょうか。
ツマミ操作は的確で、よく出来ています。
TEST SOUND

 

Genesis


(SynthEdit)

SynthEdit製で、インストールタイプ。これは外部モジュールなしの純粋にSynthEditだけで作られたと書いてありますが、平凡なSynthEditの音ではないです。
うまく”素”の音を加工して、旨味のある音を得ています。フィルターの効きも良好で感心してしまいました。
ただ、芯のある強烈な音は、ちと無理で、全体的に平坦になりがちなのは、SynthEditの範囲みたいな気もします。
リバーブとディレイも良く出来ていて、個別の出力になっています。
2009年現在、サイト消滅。
TEST SOUND

 

Alieno


(SynthMaker)

期せずしてStelsi Virtual Synthとは正反対のシンセということになりそうです;
楽器というより、音声合成の楽機。GUIを見ても一目瞭然というところでしょう。とは言え、音響マシンではなく、普通の音も出るので、ポリシーの違いが、それぞれ面白いところです。
PAD系の奇麗な音が出るのにmonophonic なのが残念。リバーブが、また、奇麗なんだけど、何で?
それから、一通り見渡したところADSRが無いです;いらん、という判断なのでしょうねえ。
全体として、音の流れ重視で、リズムを作るというのは不得手のようです。
説明の無いツマミもあって、どこまで使えるか未知数。

TEST SOUND

リズム以外は、このシンセだけ。シャカシャカいっているリズムはこのシンセ。簡易シーケンスによるもの。後はノーマルなベースとメロ等で、このシンセの特徴とは逆な音源かも;

 

Stelsi Virtual Synth 1.0


(SynthMaker)

Designed and produced exclusively for the band "Stelsi" - pioneers of Ukrainian electronic scene.
ウクライナのバンドが自分達のために作ったシンセのようです。
これが、ちょいとSynthMakerで作ってみました、というレベルではないです。
インストールタイプでsetup.exeを作っているというのをみても、ある程度プログラムに精通しているようで、それが、シンセの作り、プリセットの音色にも現われているようです。
パラメはシンプルなのに、プリセットを聞いていくと、使える音色が多く、的確な作りに納得しました。
シンセとしては最もノーマルな構造で正統派。
TEST SOUND

リズム以外は、このシンセだけというパターンで作ってみました。

 

NoiseWork


(SynthEdit)

SMT_Sinkiに対抗するかのようですが、狙いは違えど、似た系統といってよいでしょうか。
名前の通り、単にノイズマシンかというと、そうでもなく、ちゃんとシンセ音も出ます。ノイズはちょいと煩いので下げて、シンセの音を聞いてみると、質感はSynthEditそのものですが、思わぬ音が出てくる意外性は、なかなかのもの。
数値表示など、Wクリックでゼロになるのは良いです。
 
 

 

SMT_Sinki


(SynthEdit)

内部を調べるまでもなく、質的にSynthEditの音だなあと解ります。本来ならパスですが、それぞれのパラメータが普通じゃないのです。独特の変化があり、それが、このシンセの狙いなのだと理解しました。
ずばり、音響効果マシンです。変な音が欲しい時、音を壊して得られる範囲が通常のシンセとは違うので、これに特化して使うのが正しい使い方。
 
 
 

 

Blaster


(SynthMaker)

画像は水鉄砲ですね、レーザーガン風のお遊び感覚が良いです。音も徹していて、思わずにんまりというところでしょう。しかし、基本的なシンセの構造は持っており、一発エフェクトとしても使えるので、置いてあって損はないと。
出音を聞いて、ポイするか、更にVST-effectとの兼ね合いで何を得るかは、人それぞれ。なにより、イメージ的に覚えやすいので、ああ、これがあった、という場面がありそうです。
 
 
 

 

DSK SixSenZe


(SynthMaker)

シンプルな顔ですが、6つのオシレーターを持ち、それぞれ微妙な波形種を持っています。そこまででは、合成しても面白いものではないのですが、Superというツマミでのずらしによって、きらびやかな音に変貌します。これは、かなり効果的。昔のストリングシンセ系の音色みたいな感じでもあります。このシンセを使う意味は、これですね。
ただ、読み込み時、重いです。SynthMaker特有でもありますが重い。出音は大丈夫。
TEST SOUND

 

Prophanity: Prophet 5 Replica


(SynthEdit)

ちょいと音を出して、いかにもノーマルなアナログシンセ、SynthEditだし、パスかな、と思っていると、どうも違う。耳慣れしてしまったシンセの音ではありますが、低域の音圧が良い感じなのがMassive House Bass。これだけで存在価値があります。SynthEditモジュールのみで作られた良品でしょう。

最近、アップデートされ、Massive House Bassの音が変わってしまいました。以前のfxp読み込みもダメで、個人的には価値半減となりました。
2009年現在、サイト消滅。
TEST SOUND

 

S3 (string machine emulator)


(SynthEdit)

ストリング系シンセらしいですが、構造はオルガン的なもの。PADで良い仕事をしてくれそうです。 全体的に、滑らかで地味なサウンド、妙な音色はなし。もう一味欲しい気もしますが。
サイト上にも表示されたようです。
 
 
 

 

MiNi DiZi / MiNiErhu


(SynthEdit)

中国製のVSTi、上がMiNiErhu で弦楽器の二胡、下がMiNi DiZiでChinese Flute。
VSTiとしての性能より、楽器の音源を売るのがメインみたいです。こうやってフリーで配布するのは良い宣伝なのでしょう。音源の質も良いもので、表現力もあります。
Chinese Flute版は、SoundFontも入っていますが、VSTで使う方が良い感じ。
利用規約は、音源の再配布・販売は当然禁止。曲としては、単音ではなく、他の楽器類とのアンサンブルならば、個人利用のみならず、商用も可能という事です。音源メーカーとしては妥当なところ。

 

Hybr1d3 1.0


(SynthEdit)

これも、よくあるSynthEditタイプのようで、そうでないというやつです。ペシャっとした平坦な音ではなく、トンがった音がよく出ます。良い意味で普通じゃないのです。フィルター等の加減も他とは違うし、極めつけはヴォリュームで、単に音量の変化ではなく、エフェクトしています。
目一杯上げて、このシンセの本領発揮です。音量はミキサー側で。シンセベースとしても最適でしょう。
Waveshaperが効果的な変化を出します。
TEST SOUND

低・中・高と3つの音(Hybr1d3のみ)で、シンセの可能性というより、味つけ的なサンプルです。モノラルシンセでエフェクトもないので、その辺は、後で加工しています。

 

BTS Theremin V1.0.


(SynthMaker)

Thereminの特徴は、その演奏法にあるのですが、音色的にもThereminとしての音が認知されている面は、あるかもしれません。
音作りの傾向としても、わざわざTheremin風の音をシンセで作る手間も省けるし、なにより、ああ、Thereminの音だと納得してしまいます。
特徴的なアタックとビブラートで、さりげなく使うのも良いですし、役割分担としての価値も認めて良いでしょう。デザインも優秀です。
TEST SOUND

 

MVX FilterKnock


(SynthEdit)

意外性って、あるんですよSynthEditには。このシンセも、よくあるSynthEditとは傾向が違います。小さな個体に、数えるほどしかないツマミ、この効きが良好。
それほど難しいことをやっているのではなく、2つのオシレーターでFM変調をかけ、そのバランスの取り方がフィルターとの兼ね合いで、良い方向へ行っているような感じ。
シンセとして多様な音を作るというより、その個性を生かした方向で、シンプルな分、欲張らない音作り、とも言えます。モノラル仕様で、エフェクター類はなし。プリセットは16で、ちょい少ないですが、その都度設定を変えても元に戻るのに苦労しないし、固定した、この音というより、特定の音色範囲としてみるのが実用的かもしれません。
TEST SOUND

 

Neochip


(SynthEdit)

ノーマルなシンセの構造ではなく、独自にポイントを捉えてデザインしたようで、音も割当て分担的に特化したものに思えます。この音は、このシンセで、というふうに。
バンクにはベース音も入っていますが、きらびやかな繊細な音が得意のようで、なかなか味のある雰囲気を出しています。
操作も扱いやすいもので、好感度。付属リバーブも質の良いもので使えます。
 
 

 

StringTheory


(SynthEdit)

ストリング、で、単体の弦楽器、ギターですね。
多分、サンプルとしてギターの音色を固定オシレーターにしているのではと。
これも、ずいぶん前からありますが、固定サンプルならば、SoundFontでよいか、と、あっさりパスしていました。この辺の捉え方は微妙です。しかし、SoundFontでギター音を使いたい時、まるで曲に合わないということが間々あります。
このシンセでは、ギターのような音源の特徴をあえて無くしてシンセ音としての合成音で生かすことができます。ピック音の立ち上がりだけは欲しい、なんてときもあり、弦という範囲で選択の幅が広がります。
外部キーボードから出音まで、やや時間がかかるように感じるのは、立ち上がりの速い弦楽器という事もありますが、記録(MIDI録音)後は問題なしです。

 

Satyr-8 /Satyr-4 /cockaigne


(SynthEdit)

かなり古いもので、以前に落として、クセのある挙動ゆえにパスした経歴があります。
素の音でSynthEditだし、エンベロープ・ジェネレーター(ADSR)が他とはちょいと違うので、やめたのですが、今になって、その特徴が貴重になりました。
このシンセの価値は、エンベロープにあります。音の成り立ちを決めるADSRですが、多くのシンセは常識的な範囲で決まってしまうところがあり、得てして似たような立ち上がりや減衰になります。
音の立ち上がりを緩やかにしてしまえば、それだけモワっとして、切れがなくなりますが、その辺を微妙なタッチで作れるような感じでしょうか。意外性も含めて価値があります。
オシレーターは2つですがサブで低域を作るツマミがあります。OUTはモノラル。
(直リンは、サイト内のリンクが間違っているので)
2種類ありますが、8はCPU負担が大きいらしいので、4ポリが良いみたいです。

 

CeloX megaCeloX v11


(SynthEdit)

これもSynthEditとしては良い出来。
サイトは終了しています。
音色はElectric Guitarの音で分かるように硬質なハギレのよいのが特徴。全体の表現力ではKXOMNI 600には及ばないけど、十分使えるもので、忘れられてしまうのは、もったいないです。

TEST SOUND

 

KXOMNI 600 [Ver 3-09]


(SynthEdit)

KXも久しぶりに覗いたら、新しいものが揃っていました。エフェクト類の質も含めて、SynthEditとしては、最高の部類でしょう。どこにでもあるSynthEditの音等は、まるでなく独自の音への追求が伺えます。
ノーマルなシンセ音の上に巧妙にデザインされているという感じです。バンクに納められた音色も、即使えるものが多く、効果音的なものではなく、音楽的なのがよいです。メリハリのある高域、低域の質感、等々、優秀です。

右下の(KX77FREE)というロゴのすぐ左に切り換えボタンがあり、4つの画面が選択できます。
←(左画像をクリックすれば、拡大で見られます。再度クリックで閉じ)
最初がメイン画面、カットオフとかありますが、VCFは2つ目のボタンで移動し、右上VCF設定で本格的な制御ができる、というような構造です。
EGやLFOなども、かなり複雑化しています。基本はアナログシンセなので、馴れれば、自分が使う頻度の高いポジションを把握できるのではと思います。

 

shuniji-free/STS-26-free


(SynthMaker)

何かSTSぽいなあと思ったら、同じ作者さんだったのですね。SynthEditの 音的な性質など、ものともせず、音響効果マシンに徹しているかのようなシンセです。
shunijiはSTSのような派手さはなく、より、使える音が多いような気がしま す。結局のところ、これらのシンセは、機種で、どう異なるのかより、波形としてプリセットされたWAVで決まってしまうようなところはあります。
STS-26は、効果音的に、たまに使っていたので、今回、便乗紹介ということで。
どちらも、使うのは僅かではありますが、重宝します。たまに作ったWAVをリバース(反転)させたりするのですが、違いがなかったりします;
 
 
 
 

 

Pulsation


(SynthMaker)

SynthMakerですが、ピッチずれなしで使えました。発音(音の立ち上がり) がSynthMakerは一貫して良いです。音質的にも、きめ細かいものがあり、フィルター等の効きも表現力のあるものです。
ADSRのグラフ表示も親切だし、デザイン的にも優れたものと思います。
しかし、使っていると、まだベータ版のためか、部分的にOFFにしても効いていたりとか、あります。
波形がPWのみなのは、Pulsationという名のごとく、PWで音を変形させて作っていくという事なのでしょう。

 

kl tract


(SynthEdit)

cylinder33と同サイトのxoxos.netで、以前synger というのがあり、重宝していましたが、その系統です。
synger最新版はMEでは動かなくなってしまいましたが、こちらはOK。
これが、なかなか良い感触です。よりスムーズな感覚で、いかにもシンセボイス風、テルミンのよいにも聞えますねえ。ADSRが無く、ちょいと簡易的です が、キーオンからの流れで、それらしくなり、まあ良いかと。
 

 

cylinder33


(SynthEdit)

シンセドラム系としておきますが、ドラムの形状から音を作っていくもの。一見すごい と思わせますが、出てくる音は電子ピコピコ系なので、それなりのもの、として使います;
何にせよ、微妙な変化ができるので、シンセパーカッションとして使えるものです。キー割り当ては全て同音なので、使い勝手は悪いですが、VST- effectとの組合せで色々考えられるでしょう。
その他、キックやスネアもありますが、あまり嬉しくはなれないので、これだけ取り上げます。
 

 

Uniretro


(SynthMaker)

SynthMakerサイトにExamplesとしてあるものです。 SynthMakerはWave Table系がゾクっとくるのですが、これはアナログ系。簡易シーケンスを音作りのパターンとしているのが特徴。
出音は質もよく、フィルターの効き等、表現の幅も広いので、音作りの可能性はあります。
しかし、サイズがでかいです。もう少し何とかならなかったものかと。
 
 
 

 

NUSofting_Vocimerus


(SynthMaker)

VOSIM方式のシンセで、以前に開発途中のテスト版がアップされていましたが、 使ってみても、新たな方式のメリットもイマイチで、取り上げなかったのですが、これは、そのアップデート版で、かなり完成に近くなりました。
ようやく、使える範囲になり、VOSIMという方式も、なるほどと理解できます。
ADSR以外、通常のシンセとは違うので、戸惑いますが、既存の方式とは違う音作り、出音が理解できるでしょう。
特に、Noiseというのが、音作りの要素になっていて、他のシンセとは一味違う音が出てきます。今後、更に進化したバージョンが出てくると思いますが、 ちょいと注目です。
SynthMaker製ですが、MEでもピッチずれはなく、正常でした。
リンクは直、出所はKVRforumより。
 

 

DirtBag


(SynthEdit)

シンセですが、オルガンのようなバーがあって音作りができるのが特徴的です。けっこ う古いものらしくタイムスタンプは2003年。
ベースシンセ狙いのようで、音の太さに驚かされます。起動直後に音漏れがあって、これはダメかなと思ったら、何とLeakageというツマミがあり、わざ と音漏れを演出しているのですね。これを絞れば消えました。
意外とSynthEdit製は太いワイルドな音のシンセがいくつかあり、oscimaker等もそうですが、このシンセも存在感のある音で使っていきそう です。
 

 

AM Analog Warfare 1.0


(SynthEdit)

数多くあるAMVSTですが、下記の2つに、このシンセを加えておきます。ベースシ ンセですが、ベースに限らず応用範囲はあります。
シンセは元々音域を決めているわけではないので、シンセベースというレッテルも、どうかと思いますが、音作りの方向性やクセみたいなものを含め、バンクの 音色を聞いてみると納得できます。
 

 

AM Freehand


(SynthMaker)

AMVSTによるSynthMakerという事で、当方での音階ズレを覚悟しました が、これは正常。これは、もしや、ということで、AM Table Synth 1.1をもう一 度落としてみたら、何と正常に!やっぱり何かのバグ修正されたという事でしょうか。Table Synth は気にいっていたので、ちょいと嬉しいニュースです。
AM Freehandですが、基本的なシンセの構造にマウスで波形を描けるというもので、アナログの良さと、デジタル環境での編集が組み合わさったものと言え るでしょう。
操作性は実に優秀です。簡潔にまとめられた構造は、音を探す過程で気持ちよく、フィルターの効きも文句なし。馴れていけば、素早く目的の音を作れそうなと ころも好感触。SynthMakerで、よくこれだけのものができるなあと感心してしまいます。
3つのオシレーターは描いた波形の保存も可能。ADSRLの最後のLはレベル(音量)です。これを下げておけば目的の波形だけ確認もできます。
音色の保存は右中の窓で出来ますが、TXT(テキストファイル)の保存なので、エディターで中を見たり直接編集もできそうです。
TEST SOUND

 

Rticul8R


(SynthEdit)

krakli.-Synthは、SynthEditといえども、基本構造は、しっか りしていて、後は、ユーザーがシンセを操作する接点のようなものがポイントと見て、選択していくことになりそうです。
画像の下に見える円の座標上をマウスで動かすだけで、音色はガラリと変化します。これが、このシンセの一番の売りでしょうか。これが、なかなか使えるも の。
プリセットも良く出来ているし、出音が音楽的なのが印象良いです。
 

 

 

>
VST-Synth
M1
M2
M3

end
<

 

bv20


(SynthMaker)

SynthMaker製で、わが家のマシンでは、相変わらず音程ズレが生じます。
それでも入れてみたのは、パーカッシブ系シンセとしても使えるだけの個性があります。
波形が描けるのも面白いところで、TXTファイルで保存というのも珍しいです。形としての変化を保存するのでしょうか。
画面の動作は、ちと遅いですが、音の出方は問題なし。叩きものとして使ってみます。

(XP、あるいはSound Blasterで音程正常なのでしょうか;;
画面下は、Fine Tuneが初期状態で、0.50になっています。普通は初期でゼロですよねえ。これを左一杯に回すと、0.00になり、音程は正常になります。)
AMVSTでは、2007年7月現在、音ずれは修正されていますが、bvは不可です。
 

 

IDJ 3-OSC VA 1.2


(SynthEdit)

Last Updated : Mon Feb 26, 2007
AM Table SynthのAMUST製です。数多くのSynthEdit製を置くサイトのひとつで、それぞれの違いを検証する気にもなれなかったのですが、新し目のを 試してみました。
アタックの感触がよいし、ちょっとしたベールを覆うようなエフェクト処理か、出音は気に入りました。リバーブの質も良いし、なにより見た目の操作性が親切 ですね。プリセットにも使えるものがあり、ソロ、効果音系等、応用範囲は広いです。
 

 

EZpoly


(SynthEdit)

似たりよったりのSynthEditは、ある程度敬遠していたのですが、シンセ本体 というより、プリセットの音色に何があるかで価値観が変わってくる場合もありますね。
これも音色数は、かなりあって、使いどころで選べるかもしれません。
特徴としては、シーケンスによって同じ音でもパターン変化ができたり、面白いところがあります。同様のシンセはありますが、操作がシンプルなのが良いで す。
 
 

 

bserrano.free.fr


(SynthEdit)

Artemis: SynthEdit範囲かと、一度は見捨てたのですが、Modulation Matrixというのが、なかなか簡潔で良く、セッティングによっては、個性が出て(特に音の立ち上がり)再認識しました。
プリセットは、あまり良い出来ではないので、実際にエディットしてみるのが大事です。
 
 
 


(SynthEdit)

同じ作者のKronosは、シンプルなシンセで、使 いやすいものです。音もしっかりしています。SE音ですが。
ちょっとしたシンセ音が欲しいときは、複雑なシンセより、こういったものが重宝します。
ここには他に、Pulsar 4 、Hades XT、S.A.M 2などがあり、プリセット狙いよりも、操作系の好みで選べそうです。
 

 

EGOkILLERversion2


(SynthEdit)

SynthEditの、よくある音もあるが、微妙に一線を超えた音色もあるようで す。位置付けとしてはベースシンセ、潰れたベース音とでも言うか、わりと気持ちよく、使えそうな音がありました。
 
 

 

Lallapallooza lite


(SynthEdit)

BuzzRoom製。派手な装飾系の音はなく、シンセとしてのオーソドックスな構造が気持ちよいです。
ソフトシンセは総じて、プチップチッっていう小さな立ち上がりだけの音に弱いような気がします。その辺を含めて、ノーマルな音、プラス、硬質な立ち上がり の個性という点で、いろいろなものが欲しいのですが、まずはメインで、しっかりした音が出るものの一つでしょう。

このシンセは、本当に音を出した時に安堵感があります。そのせいもありますが、線の細い、控えめなところもあるかなと思ったら、ディストー ションのように歪ませることもできて、強力な音に変貌します。
TEST SOUND

 

 

HahahaCS33

 



(SynthEdit) 

ノーマルな部類に入るシンセ。SynthEdit系の音色を持ち、更に一歩進んだ領 域へ行こうかという、ちょっとギラついた音も出ます。
入っている音色は、とても音楽的で好印象でした。効果音ではなく、楽器としての音色ですね。
表現力も良いです。個人的に、かなり使っています。
上が、Hahaha CS33で、下がHahaha CS33 Evolution Editionというシンプルにまとまったもの。
with the UC33 hardware controller.という事ですが、こういうのは普通に使っていても有り難いです。
用途によって見た目で使い分けても良さそうです。
このシンセもそうですが、一部、SynthEdit製は、旧OS(ME)での使用時、メモリ状態によってはフリーズする事が多々あります。
 
 

  

oscimaker


(SynthEdit)

また、凄いのを見つけました。ベースマシン、ソフトシンセの音を超えてますね。
オルカを狂暴にしたような(^ ^;)
RockstarFX technologyというものらしいです。
ユーザーがキーを押すたびに、ランダマイザーは31の点で各々の波形に沿って各々のオシレーターの形を変える。
大きなノブ、あまり変化がないようで、裏で何かやってるのでしょうか。情報が少なく、よくわかりませんが、とにかく普通 じゃない音がでるので、試す価値ありです。
TEST SOUND

 

EVOL/Uno



(SynthEdit)

EVOL:SynthEdit製の中では、一番気に入ったかもしれない。 ある範囲からは出ない、お行儀の良さがあるのね。それが音楽的な音に繋がるようです。
ベースからPAD系まで、オールマイティに使えるシンセです。
プリセットの良さもあります。
操作系も申し分なく、EDITも苦痛なくできます。
それから、付属のリバーブが、とても質がよく、シンセの音との相性も良好です。

Uno:下段のUno FM 1.0 (Mar 2004) は、FMシンセ。シンプルながら使える音が多くあります。
パラメーター操作の難しさはありますが、試行錯誤で音の変化をつかむしかないです。
個性的な音は独特で、微妙にアナログシンセとは違ったものを生かしていきたいところです。
 

 

Cygnus-SF


(SynthEdit)

SynthEdit製でも、Wavetable synthesizer みたいで、AM Table Synthのようなサウンド。
なかなか良いです。高域の奇麗さは、アナログシンセにはないもの。
操作性が良く、音色変化の幅もあって、いろいろ加工できます。
この、変化の幅というのが、如何に自分と合うかというのがポイントで、操作していて、嫌になってしまうのはだめ。どう、変化させても使える幅が広いのが大 事です。その点、このシンセは合格。
ピッチも正常でした。

 

AM Table Synth


(SynthMaker)

SynthEdit製からはじめて、SynthMakerに移行したようで、これは SynthMaker製とのことです。
XP指定ですが、MEでも一応動きます。
このシンセは切れが良いです。オシレータの波形を細かく加工できるので、独特の音が作れます。
シンセもデザインだけでなく、機能的にユニークなものがあり、試してみる価値があります。
しかし、どうも音程がおかしいと思ったら、他のシンセとピッチが違う。単に高いだけ でなく音階がバラバラみたいで、単体だと解らないのですが、一緒に演奏するとヒドイことになりました。
Wave Table Synthesizerということで、波形の読み込みがSBの場合48kHzなのが原因でしょうか。
気に入った音が出ていたので残念です。
その後、他のSynthMaker製を試してみると、やはりピッチズレ。SynthMaker特有の何かみたいな感じ。モジュレーションがまったく効かな いというのが原因の一つかも。
 
2007年4月ごろのアップデートで、ピッチの違いが修正されました。
2015年現在、新サイトは、http://www.amvst.com/
この新サイトに無かったので、上記リンクは別サイトから。

 

Novaflash nf7p16 VSTi (beta)


(SynthEdit)

詳しい事は解らないけど、これ、かなりイケてます。正に、この音が欲しいという、そ れ。ベロシティの効き具合が良いのかな。
アナログ的でハギレの良さがあります。
バイナリダンプでは内部にSynthEditの記述はないのですが、たぶんSynthEditでしょう。
圧縮化みたいで、他のSynthEditと同じ特徴が見えるので。
 

 

>
VST-Synth
M1
M2
M3

end
<

 

drumatic_3_01


(SynthEdit)

ドラムシンセはSoundFontで出来ない何か、というのが目的になります。エン ベロープローブジェネレーターや、質感そのものの変化等々。
で、それがSoundFontを上回って得るものがあるかどうかは疑問。最大の目的は、ちょっとさわってみよう(^ ^;)
実は、好みの色合い。もう少し、激しく音色変化があれば、使いみちは変わってきます。
 

 

ProtoPlasm TSM (free versions)


(SynthEdit)

パッド・効果音系でしょうか。
このシンセ、プリセット音の良さがあります。音作りに感心しました。
それだけ幅があるとも言えるわけで、効果音系だなんて決めつけず、いろいろ試してみるのもよさそう。
2007年5月、デザイン一新、アップデートされました。完成度高く、プリセットも充実してますが、以前とは当然、違うもの。以前のバンクを読み込むこと はできなかったので、簡単に新しいものを、という気分にもなれないですね。
 

 

KX7 -(kx77free)


(SynthEdit)

KX7は、モノフォニックシンセ。使いやすく、動作も安定しています。 KXPM22-p8、KXPM25-p8、Sm-KXPM25-p8.dllは、EDIT起動でフリーズしました。(WindowsME)
 
 

 

6X6CC -(kx77free)


(SynthEdit)

8つのオシレーターを持つアナログシンセ。8X8CCというのもあり。(P4、 P6、P8 VOICESがある、6x6cc-p8.dll=8Voice)解りやすい配置でマニュアルいらずです。
フィルターやレゾナンスのかかり具合も良い感じ。
 
 
 
 

 

Monolisa


(SynthEdit)

これもノーマルなアナログシンセ。シンプルそのもの。使いやすいけど、それ以上を求めるのは無理。                                   
 
 
 

 

Polyvoks Station VSTi


(SynthEdit)

ロシアのVSTシンセ。落とすのは不可能に近いぐらい回線激重。国内で紹介しているdigitaldj.jpを参照。 ごくごくノーマルなシンセでありながら、どこか違う感触。操作性は良いです。多少不安定。
 
 
 
 

  

Power


(SynthEdit)

シンセドラム、主にキックでしょう。微妙な音作りができます。正直にドラムとして使うのではなく、発想の転換で。
現在は削除されているようです。 
 
 
 
 

 

Synger


(SynthEdit)

歌うシンセといえば、Delay Lamaですが、その基本構造を持ったシンプルなVSTシンセというとこでしょうか。 Delay Lamaほどの個性は避けたいが、シンセボイスとして使いたい場合には良いと思います。
操作は簡単で、それぞれのツマミを動かせば、それが何を意味しているのか、すぐに理解できるでしょう。
的確で、最小限の操作がうれしいです。
 
 
 
 
 
 

 

VS-1


(SynthEdit)

ステレオ、LFO、ディレイ系。ギラついて前へ出る音として。初期のSynthEdit製だけど、よく出来ているので、再認識してみるのも良いかと。
 
 
 
 
 

 

EVM ultrasonique.zip


(SynthEdit)

アタックよりも持続系か。シーケンスコントロールもあり、音の流れとして使えそう。長らくリンク切れ後、新しいサイトができたようですが、それも閉鎖;;。
2015年現在、web.archiveよりダウンロード可能です。
初期のSynthEditのなかでは、とても良くできたものの一つなので、消えてほしくないですね。
 
 

 

SuperWaveP8


(SynthEdit)

流行の音という点で、Techno、Trance系で人気の機種です。アナログシン セとしての使いやすさもあり、音の質、ザラつく感じなど、感触良好で、プリセットも即、使えるものです。
特徴はデチューンをうまく使った音作りで、この音は、このシンセで、という使い方が出来るでしょう。
ただし、みんなが使えば、この音も平均的なサウンドとなるわけで、これ以上の何かを狙う、というのもあり。
 

 

Cadencia


(SynthEdit)

構成はノーマルなシンセ形態だけど、出てくる音は個性的。 デジタルシンセ系、硬質な感じで、ノコギリ波+フィルター的なものとは違います。
他のシンセと組合せ的に使うと、よさそう。URLはweb.archiveから。
 
 
 
 
 

 

Pterosaur


(SynthEdit)

デザインのせいだけでなく、重圧な音よりは軽やか。
VST-Synthの中には、どこか音が揺れていて、LFOなのかモジュレーションなのかデチューンなのか、素直な音に戻ってくれないものが多い。これも その類。
素早く段階的に加工していきたいのだけどね。
操作性はイマイチだけど、一応、及第点。↓とは対照的だなあ;
 

 

snorgan


(SynthEdit)

オルガンのようですが、シンセに似た形態。ADSRやフランジャーが付いていたり、 既存のオルガンに、こだわらず、音作りができます。奇を衒った音色ではなく、音楽的に使える範囲なのが良い所。シンセとの境目が小さいので、使い方は自由。
 
 
 

 

Subtrakt5.1


(SynthEdit)

Surround Synthesizerとのことですが、VSTとしてセットすると複数のchを占有。 この辺をどう捉えるべきか;ちょっと困りものな面もあります。
基本構造はシンセそのもの。アナログ的な質感よりは、デジタルシンセというべきか。
 
 
 

 

>
VST-Synth
M1
M2
M3

end
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