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※最強のフリーシンセとして紹介してきたHelixですが、有料版が出ると同時にフリー版は無くなってしまいました。
(以下、2007年からの記事) 自作の波形で音色がガラリと変わるものでは、ありませんが、独自の音になるのは確か。 ◇2007-11-05
、アップデートされました。細かな修正とバグフィックスで、音質そのものが変わるものではないし、デザインも変化なし。ワンクリックしないと出なかった表示がデフォルトで出るようにはなりました。右下にはLIM(limiter)が追加。 ◇2007-12-07、12-09、キータッチの遅れはそのまま。プログラムサイズの大きさと、CPU処理能力が比例してるのでしょうねえ。今回、サンプルが24bitに対応したようです。 ◇2007-12-10、ここで、12-09版よりはキータッチが若干、マシに。バグフィックスで少しは変化したのか。 ◇2007-12-15、連続して修正されています。音色で凄味を増していますが、Filterが何だかブツ切れるところあり。まだまだ、バグ修正はありそうな感じ。 ◇2007-12-19、Fixed a performance bug with the
GUI. ◇2008-1-13、いろいろ細かな修正がされたようです。GUIの表示も少し変り、良いかな、と思ったのですが、なんと、GUIを閉じるとフリーズしてしまいました。 ◇2008-1-13b、(2008-1-14)GUIを閉じるとフリーズする現象は修正されました。やれやれ。しかし、最初にGUIを表示した時に下部分が若干切れるのは、相変わらず。これは再度GUIを表示し直すと正常になるのですが。 ◇2008-1-20、(2008-1-21)GUI下部が無事表示されるようになりました。プリセットもHelixの特徴を捉えた充実したものになっています。フリーシンセのベストと言えるHelixですが、この1-20版で、ほゞ完成に達したのではないでしょうか。改めて作者の方に感謝です。 ◇2008-01-22、(2008-01-22)、バグ修正とACID
users への修正等。 ◇2008-02-06、(2008-02-06)、マック版が公開され、GUIコードでの共通点として見直され、サイズが縮小されました。Filterもブツ切れが解消されました。これは嬉しいです。その他、LFOのバグ修正等。 ◇2008-03-02、(2008-03-03)、画像を見ると分かる通り、色分けされていますが、単なる色分けではなく、機能的にデザインされていて、操作的にも新しくなっています。 ◇2008-04-13、(2008-04-14)、今回の最大の特徴はアルペジエーターですが、その他若干の違いもあるようです。 |
オルガンです。effectの(EmptySquareSpinner
LE)と一緒(ZIP)になっているので、どちらかを落とせば両方手に入ります。
個人的にはZR-1に匹敵するもので、アタック部分の音が何ともいえない感触。こちらをメインに使いそうです。オルガンのタッチは独特なものがあり、ベタ
に流れるのではなく、フっと浮き上がってくるような感じがとても良く、パーカッシブ的な選択も可能なところも良くできています。
ドラムサンプラーの初登場です。Sound
Blasterがあると、ドラムもSoundFontで、レイテンシーなしなので、不用という感じでしたが、容易に差し替えができる、常時メモリに読み込
まないのは有利というわけで、探してみました。
シンプルさが明解。さくさくとWAVを乗せられるというのは必須でしょう。設定保存もできるし、ちょいとキックが気に食わない、即WAVを編集なんてのも
可能。リバースもキーアサインできるのは良いです。簡易説明は画像をクリック。(もう一度クリックで画像は消えます)
(注)Sound
Blasterを装着している場合、音源のWAVが44.1kHzであっても、48kHZで再生されてしまうようです。これは、SBのバージョン、OS、
DAWにより違いがあるかもしれません。
SoundFont再生との違い
SoundFontは、再生過程で、いろいろな工程を通るためか、WAVを直で再生するのに比べ若干音量が落ち(甘く)ます。また、キーを離した瞬間で音
が止りますが、LoopAZoidのようなサンプラーでは、全ての音を最後まで再生する形となります。ドラムですから、それでも問題はないとも言えます
が、微妙に音を切る工程は無理。
もう一つ、A0
DKLというのがあり、こちらはピッチ変更も出来てよいのですが、問題があります。非常に音量が低いのです。(上記(注)のように48kHz再生)下記で
再生すれば分かりますが、これは音量最大限の同一で録音したものの比較です。2番目はA0
DKLでの音をノーマライズしてLoopAZoidと同じレベルにしたもの。これでLoopAZoidと同じになったかというと、若干違います。音の立ち
上がりが甘いのです。mp3にしてしまうと、これが微妙ですが違いはあります。ピッチやADSR等、何等かの加工が出来るというのは、音にとって、あまり
良くない結果を生む事を頭に入れておくべきでしょうか。
LoopAZoidでは元のWAVを損ねることなく、立ち上がり鋭く、優秀な再生をしています。
EnsoniqのWavtable
SynthのVST化です。年代的にはKORGのM1と同期でしょうか。
Wavtable
Synthは、今でも多くのVST-Synthがあるように現役の方式。オシレーターの波形をサイン波とかノコギリ波といったアナログシンセ特有のものか
ら、サンプリングされたWAVになったもので、ある意味、サンプラーに音声加工ができるもの、という捉え方もできるでしょう。
Ensoniqは民生用サンプラーのメーカーとしても、AKAIのライバル的存在でした。
このSQ8は、原機のWAVROMを元にしているようで、8〜12bitぐらい(推測)のwavデータが音源となり、それが当時の音として懐かしいという
感じになるのですが、古臭い音ではなく、このシンセのサウンドとして定着してよいぐらい個性的で、音質も優れたものです。
TEST SOUND-SQ8L
実際に曲を作ってみると、タイトな音の根っこみたいなものが小気味良い感じで、意外に使えるなあと思いました。操作は解り易くはないのですが、サンプラーと思えば、別にどうということはなく、出てくる音をそのまま使えば良いので、好みに合わせた音色で作ってみました。ドラムも全てSQ8Lです。
SynthEdit系とは違い、ADSRやFilterも効きが違います。
総じて良くできたアナログシンセ。effect類が賑やかなシンセに比べシンプルな基本構造ですが、質で勝負というところでしょうか。バンクは、あま
り豊富ではないので、自分で音色を作っていくべきでしょう。
その後、ちょくちょく使っていますが、なかなか良いです。音の存在感があります。いかにもアナログシンセという質感は、どこにでもありそうで、何かが違う
のです。
2007年5月30日:
(v1.0.2)にアップ。サイズが1,044KB、以前は1,040KB。6月1日(v1.0.3/1,044KB)、6月4日
(v1.0.4/1,048KB)、6月7日
(v1.1.0/1,048KB)、6月25日(v1.1.3/1,264KB)
当初の60から、現在は62に。
Vintagerという名の通り、アナログシンセを狙ったもので、太い音が好感を持
てます。良くも悪くもアナログシンセという範囲はありますが、もう少しプリセットの音色に力を入れてほしかったです。操作系は、それほど良いとは言えない
ですが、馴れれば大丈夫。
質感やツマミの効きなど全体としてキメの細かさはなく、大雑把な感じもありますが、使えるシンセだと思います。6月7日
(v1.3.0/1,380KB)、6月25日(v1.4.0/1,480KB)
本家サイトも含め、あまり情報がなく、KVRのフォーラムのみでしょうか。
しっかりした発音で、存在感のある音です。デフォルトで、プリセットバンクは無く、自分で音を作っていかなくてはなりませんが、ページ切り換え方式で、いろいろ操作してみると、基本姿勢が明確で音
作りはしやすいです。内容的には未知数ですが、ちょっとさわって使える手軽さもあります。
頻繁にアップデートがあり、相変わらずバンクなしですが、音の性質として触感的な範囲が広く、好みの音を如何に作るかという点で、他とは違う何かがありま
す。質感の旨味でしょうか。
2007.08.17 "ALPHA 0.6.14.3"
adxhip.0.6.14.8d - Square(2008年2月現在)
これ以後の0.6.15.1.ではGUI無しになっています。どういう経緯か分かりませんが、GUIとプリセットが、このシンセの問題点なのでしょうか。
シンセとしての「素の音」という捉え方をすれば、数あるシンセの中で、最も”美しい”音の一つだと思います。
そろそろ本気で音作りしてみようかな。
TEST SOUND
トーンとアタックに分かれて音作りをするようですが、なるほど、というかんじではな
く、音作りの経過を把握するのは、簡単ではありません。
プリセットを聞くと、一貫した音色トーンが目立ち、加工する幅の広さには限界があるようです。
同サイトにあるバンク類を入れてみると、多少の変化はあるけど、それでも大きな違いは期待できませんでした。多分、そういう仕様なんでしょうね。
多くのシンセとは音作りで違いがありますが、倍音成分に独特なものがあり、一味違った音を求めるうえで貴重な存在でしょう。
FreeAlphaが新しくなりました。音は繊細で腰のあるもの。中域音の立ち上が
りが鋭く、アタック的に良好、高域成分は特に良く、全体の質感を支配しているような。
これは良いです。
サンプラーをもう一つ。フリー版は制限ありですが、いやがらせノイズ等はなし。機能
短縮で、一応サンプラーとして単純な使い方ができ、SoundFontの読み込み可能です。
自分用のSoundFont、180MBほどを簡単に読み込んでしまったのは驚きました。普通?
個人的には、Sound
Blaster+SoundFontはサンプラーそのものなので、サブ的な使い方ですが、音色一覧が見やすかったりで、メモリに乗せていない
SoundFontをちょいと使いたい時には便利かな。
フリー版の制限か、使い方を解ってないせいか、sf2のピアノは強音が出なかったです。
ADSRでの変化は、イマイチ。
サンプラーに関しては、SoundFontがあれば、良いやと敬遠してましたが、
VSTiを取り込める?とかで、試してみました。
元々99ドルで販売されていたものがフリーになったというのも興味をそそります。
WAVサンプラーとしては、自動でアサインできたり、申し分ない操作性。
SoundFontも取り込めますが、アタックノイズがあったりで、ちょいと違和感あり。
SoundFontのWAV吐きだしでは、全てのサンプルがひとつのWAVファイルに連続して生成されます。これは、あまり実用的ではないです。
で、問題のVSTiのサンプラー化ですが、ちょいと驚きます。
画像下のVSTiを押して選択、まず、この状態でVST-Synthが動きます。ファイル名表示横の三角ボタンで音色の切り換えができます。GUIでシン
セ画面の表示。
目的の音色で、Freez(左下のボタン)を押すと、サンプルの生成が始まります。ロード→OKで、サンプルされた音色が出ます。これで、もう、シンセは
いらなくて、取り込まれた音を再生するサンプラーとなります。ファイル→プログラム保存で、後はいつでも読み込めます。
WAVとして、保存もでき、SoundFontとは違い、音階単位で、ちゃんと生成されます。
VST-Synthをサンプラー化して、何なの?というのもありますが、よく使う、いろいろなシンセの音をストックしておけば、このサンプラーだけで可能
という使い方もありますし、その他いろいろアイデアも生まれるかもしれません。
個性派が続きます。Virtual
Instrumentで、製品版と同時にフリー版もあります。
サイトのDownloads and links:下に3つのファイルがあり、
[ Windows FREE Version]
[FREE version of the DashSound library*]
[alternative download of the DashSound library*]
1番目が本体、2(EXE)、3(rar)がデータで同じもの。圧縮タイプの違いです。データがないと起動できませんので、どちらかを一緒に落とします。
本体とデータのEXEですが、インストールしてレジストリに書き込むのではなく、自動解凍タイプのようです。
プリセットの音色はフリーのせいか、一見パっとしない感じですが、エディットによって個性的な質の良さが出ます。実用的というには、あまりに少ない音色数なので、割り切りタイプです。
ENV(ADSR)は下段のグラフのようなもので操作、ポイントを
右クリックかシフト+クリックで、それぞれ設定できます。このポイント位置によって微妙な音色が可能なので、覚えれば、それなりの価値はあるかもしれません。実際に使ってみると、意外な個性がありますが、何といっても使い辛いところがあり、音色操作がスムーズに進みません。ワンポイントでの使いみちに可能性というところでしょうか。
HeartburnDemoと同じサイト、フリーシンセ。期待してしまいますが、こ
ちらはクセもの。
素直じゃないです。ランダムボタンがあり、何が出るか分からないところ、はあまり面白くもないのですが、何か、この網の目をくぐって、ポイントが得られる
かどうか試してみたくなりました。
4オペレータのFM音源です。OPMというのは、ヤマハのチップでX68000等に
使われていて、マニアが多いようです。OP何とかと、いろいろ種類があったようですが、モジュレータとキャリアのアルゴリズムが、そうそう、これがFM音
源という感じです。
上部の図表のようなものが、変調されるパターンで、この組合せで音が変わってきます。
音作りは、アナログシンセのように徐々に変化していくのではなく、いきなりやってきます。ノイズ的になったり、使える音になったりで、何をどうすればとい
う理論的な把握よりも、やってみて、出てくる音を待つしかないですね。
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