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GatePlus


(SynthEdit)

ゲートです。かたち、としてはノーマルで、ADSR制御。つまり、シンセでの出音と同じ感覚で制御できるのがウリでしょう。
一見、単純な機能であるゲートですが、部分的な音の抽出でもあり、個性を使い分ける面白さがあります。
ゲートのポイントは音の出だしと終わりですが、このゲートは柔らかく的確にポイントを探る事ができ、コンプ的に、ある音量以上を切ってしまったりもでき、音作りの段階で、効果を狙う使い方が出来ます。StormGate1のように、横の流れとしてではなく、縦の音量的に、という見方で使えるのでは。(インストールタイプ)(2008-4、サイト移転後、配布終了?)

 

Metal Mickey Delay Masher


(SynthEdit)

ディレイ系ですが、ステップ型、Filter付き。面白みという点で、なかなかのものがあり、操作性も良いです。
エフェクト音はモノラルですがPANは可能。元音とのミックスで、リズム付加を考えると、モノでよいかな。
TESTSOUNDのように、うねり系や、わずかなディレイの追加でリズムのノリが変わるので、そういった使い方になりそうです。


 

vcs-reducer2

Filter+Bit変換を持つのが特徴で、なにより、このFilterの効きがベストの領域。NaiveLPFが無くても、これでOKという感じです。ビットレートの変換と組み合わさっているのは質感を考慮と考えれば、なる程となります。ビット落としは、このエフェクトに限らず悪い意味での汚れとなる場合が多く、12bitマシンの質感を得ようというのは無理がありますが、まあ、試行錯誤で試して損はないでしょう。
2系統のFilterが制御可能で、持ち場としては、やはり、大きな変化ではなく、高域成分の調整としての質感制御、個人的に、ちょっとした掘り出し物です。NaiveLPFと違い、サイズが小さく、起動も速いのは有利。CPU負荷も少ないのではと推測。
UPX以外の圧縮がされていますが、このサイズ・質からしてSynthEditとは違います。(インストールタイプ)

 

dfx Buffer Override stereo

どうなっているのか、解り辛いeffectですが、音を通してみれは一目瞭然ならぬ一聴瞭然、原音が、どう変わってくるかで面白いものがあります。操作は、まず、中心にある黒窓、ここにある点を動かすことで、何が起るのか解ると思います。
複雑な構造?、出音とは裏腹に、操作が簡単なのが特徴。
TEST SOUND

 

EmptySquare Spinner LE

ハモンドで有名なロータリースピーカーです。電子機器としては、chorusの一種。オルガン(NuBiLE)とセットになっています。
ちょいと作ってみました的なものではなく、かなり研究しつくしたのではと思えるほど出来の良いものです。オルガンにかける効果に徹していて、エフェクト的にというより音楽的。

 

Christortion

一見すると、EQのようですが、似て非なるもの、帯域ごとの倍音にちょっかいかけて歪ませるような仕組み。
そういう意味で汚し系としても使え、微妙な加減が可能となります。
倍音というのは、音の成り立ちとしては基本的なものでもあり、これを制御するのは、音そのものの性質を変えることになり、いろいろな使い方が考えられるでしょう。
バー操作で、下段の波形が歪むので、音を視覚的に捉えられて便利です。バー下のチェックはシグナル逆転。
WindowsMEではGUI表示で不安定になる場合があります。

 

dirtbox_2_0

parallel compressor 、distortion等の複合。名前の通り汚し系ですが、加減を問わず汚れてしまいます。
ノイズ付加、潰し、と分けて考えるより、質の悪いアンプ系のようでもあります。一貫して流れるヒスノイズ的な高域成分が特徴的。これをどう捉えるかは使い手次第、けっこうポイントは難しいかも。ドラムにかけての効果も、全体のアンサンブルで、変わってくるかもしれません。質感的にも良好。

 

black box slight disorder


(SynthEdit)

何やら意味ありげな解説ですが、よくわかりません;中身はディレイ・フィルター・ゲート等のちゃんぽんマシーン;
いや、なかなか面白い効果で、こういうのは好きです。



 

 

kitchen sync


(SynthEdit)

LFOコントロール。フィルター、フランジャー、音量、パン(それぞれにオン・オフがある)による動きで音を散らすような効果が面白いです。
しかし、使い勝手は悪し。全体的に把握し辛いし、目的の音に至るまでが大変。LFOの特性を、どう生かすか、単に配置しただけでなく、柔軟な仕組みが欲しいところです。

 

 

TAL-DUB32bit and 64bit--VST3

DUBと付いているからといって、特別意識することもないでしょう。ディレイです。リズム系よりメロでの使い方かな。硬質な歪みアンプとしてのサウンドも良好。フィルターも付いていて、その辺は加工幅として使い込めますが、フィルターの質は大味。それでもこのエフェクターにとってはマイナスではなく、これでよいと思います。


 

TLs2095-LA

TLsの新シリーズから、Limiting Amplifierです。リミッターなのかコンプなのかアンプなのか、まあ、名前はどうでもよくて、その機能ですが、ピーク点以下の音をよい感触で上げてくれます。残響として減衰する音が浮き上がってくるのも得意で、そういった意味での能動的な使い方ができそうです。
一つのコンプ・リミッター等々を熟知するのも良いですが、得意技を決め込んでというのもありでしょう。

 

Fr Dancemaster

limiter、maximazation、parametrical equalizer、stereo enhancer、といった複合機。一聴して、ああ、これは使えるって感じで良好。過激な変化だけでなく、意外と補正的にも使え、何を使うか、あれこれ迷う時に、まず試してみる部類に入りそうです。
パライコ+マキシという組合せも、質感の強調で役にたつでしょう。同サイトのFilterは、SynthEdit等の簡易なものとは違いますが、質感的にはイマイチ。UPX圧縮。(2008-4、配布終了)

 

Rubberfilter

KVRをみると、NonameEQと同じChristian Buddeの名があります。KVRフォーラム
Filterとしての効きも良く、マウスの移動幅が大きい分、使いにくさはありますが、微妙な設定が可能となっています。左右独立の設定が可能ですが、中央のリンクボタンで同期も可能。LowPass、HighPass、BandPass、Notchなど切り換えも可能。また、オンオフもでき、目的の音色を探る工程が小気味良く出来るのではないかと思えます。
FilterとEQは兄弟みたいなものでありながら使いどころが違うという、その入口の違いがNonameEQとRubberfilterで、よく出ています。
しかし、最大の問題は、起動するたびにデフォルト設定に戻ってしまうこと。これではワンポイントでしか使えないので残念です。

 

NonameEQ

パライコです。久しぶりの掘り出し物かも。かなり良いです。上段に表われるラインとツマミの効きが、とてもよく分かり的確。
3段の内訳は上から、1.帯域のレベル、その音域を上げるか下げる、ですね。2.帯域設定、低域から高域まで自由に設定できます。3.解りやすくいうと、帯域の山を鋭角にするか、なだらかな傾斜にするか、というところ。
7バンドの、それぞれは、Lowcut, Lowshelf, Bandpass, Peak, Notch, Highshelf, HighCut, Bypassに自由設定できるというのも便利です。
右クリックでメニューが出て、カラーの変更や、画面設定が可能です。
Ctrl、または、Shiftキーを押しながらツマミを回すと、微調整が可能なのも有り難いところです。あと、Ctrl+右クリックでリセット。
全体的な質感も良く、使い勝手の良さから、メイン候補でしょうか。

 

digitalfishphones.com

 

3種類の最初はBLOCKFISH、コンプです。ユニークなのは下画のように、回路調整のような画面に入れるところ。これは左端の小さいのをクリックします。微調整のようなものですが、サウンドは変ります。
コンプとしては原音の質を壊さずに、気持ちの良い効き、という点で、他のコンプでイマイチだったものは、これで試してみたいところです。
作者はコンプ特有の原音への変化を嫌い、より、ナチュラルなコンプを目指したようです。これが、このコンプの特徴となっています。

ローカットフィルターは、低域に反応してしまうのを防ぐもので、作者の音に対するこだわりが伺えます。回路基盤内によってcutoff frequencyの調整もできます。

ミックスダウン(バウンス)の段階で使うコンプ・リミッターは難しいです。リミッターは最強音を潰すわけで、音楽的に一番盛り上がったところで圧迫感ありというのも嫌なので、コンプでの微調整をするのですが、それがマイナスになる事もあります。

BLOCKFISHは、コンプでの潰し呼吸みたいな差を吸収して、より自然な音を再現します。しかし、コンプであることは変わりなく、その”効き”も鋭いものがあり、全体として掛ける場合は、トラックが完成してから、セットするのではなく、あらかじめセットしておいた状態で音作りをしていくのも一つの方法だと思えます。
それから、BLOCKFISHを使う場合、DAW側のマスターヴォリュームは”±0”としておきます。マスター側で低めにセットしてBLOCKFISHのアウトで音量を上げると、以下の図のように余裕を残しているのに、詰まったコンプ状態になってしまいます。




【vca /opto】
vcaは、より、滑らかなカーブ。アタックを抑えて、弱音を上げるような感じ。
optoは、アタックの強調。以後、弱音を抑えるような感じ。
この2つの差は、コンプでは、よくあるパターンでもあります。最終ミックス時に使うなら、vcaでしょう。(ローカットフィルターも忘れずに)

【air】
これは、僅かに高域を強調するものらしく、主にボーカルに光沢を与えるのを目的としているようです。差は微妙で、ほとんど分からないぐらいですが、左の内部スイッチに入り、左下のairレベルで調整すれば、効きが分かるぐらい強調されます。

【saturation】
飽和状態を加減します。レベルを上げるに伴い、音が過激に歪む感じです。
より、ハードな音を目指す時に使います。

【Complex mode】
一番下にありますが、コンプを2つ並べ、より深いコンプレッションを得ます。

以上、簡単な説明でした。
BLOCKFISHは、他のコンプとは、やや違い、ツマミの操作で、より細かいコンプの効きを操作する、というより、BLOCKFISHを通すことで、ある種”音の成り立ち”を得る、とうべきでしょうか。
例えて言うなら、アナログレコードでのコンプレッションのような自然さを感じます。

FLOORFISHは、ゲートですが、この滑らかな効きは驚きました。ブチっと切られるのではなく、スーっと入ってくるようなゲートが、とても良いです。
大きく変形させて別なリズムに、というのではなく、原音のノイズ成分を取るような柔らかさがあります。

SPITFISH(de-esser)はボーカル等でのサ行ノイズを取るものです。
このノイズ成分の無い音源にかけても、音は、あまり変化しません。ノイズ成分以外が変化してしまっては困りますから、よく出来ているのですね。
ボーカルのサ行に、こだわらず、いろいろ試してみるのも面白いかも。

 

keFIR_v1_2ch

どんなものか興味はあったのですが、前回は音も出ずで諦めていましたが、今回のヴァージョンアップで、ようやく音出しできました。これは、SIRのようにimpulse responsesとしてWAVデータを読み込むことができるものですが、音を決めるツマミは、データの長さ、ミックス、音量、後はどんなWAVデータか、という事になります。何が出来るのか、いろいろ試してみないと。


 

WackoFilter

Alligaterと同サイト。フリーとデモ版が同胞で、デモは試さなかったので改めて起動してみたら、ローパスが、また良い味のFilterで、理想的なカーブを持ちます。制限は保存が不可で常に初期状態に戻ること。操作中・起動中に戻ることはありませんが、一度ホスト側を閉じて、もう一度読み込んだ時は初期状態です。機能しなくなったり、ノイズが出ることはないので、使えます。
Filterの加減というのは、例えばマイクに布を被せれば高域は減衰しますよね。布の枚数や種類で減衰の加減は変ります。そんな感じで好みの音を探す道具になるわけです。あくまで一つの例えで、Filterの使い所は様々ですし、一般的な使い方や作者の意図に反するかもしれませんが、使う側の勝手ということで。
NaiveLPFに比べ、より薄いベールのような、かかり具合が良好です。12db時。悪いFilterだと、いきなりこもった音になります。その違いが明確に解るFilterです。

 

SH-1_GraphicEQ(Sweetboy VST)

EQも作者によって、音に違いがでます。微妙なもんでしょうけど、このEQは中低域での質感でキメが深く良い感じ。マウスでラインのように設定できるのも良いです。この他にもコーラスやフェイザー等ありますが、どれも良いです。

 

SH-1 Filter

同サイトから、Filter単体。ローパスでNaiveLPFと比べて、低域の輪郭が崩れないのが特徴でしょうか。力感あるFilterとして、存在価値があります。

 

Sweetboy T-SLEDGE

これも少し前のもので、2003〜04年ぐらい、作者は日本の方のようです。サイトは消滅。リンクは別な人が上げているもの。
という事で、履歴詳細は不明。このT-SLEDGEは、コンプやフィルターの統合エフェクターで、かなりの高機能なものです。なによりも、まずはFilterですが、単純に効果をみると、ローパスとハイパスがミックスが可能で、この効果が良く、Filterとしての効きは他では得られないものがあります。コンプの質も優秀です。

 

ZapFilter

DEMO版ですが、制限は- saving/loading of programs/banks disabled、- saving of parameters with song disabled
バンクとパラメの保存ができないだけなので、実用可能。
Filterの質は、まあ、いいとして、2系統Filterと跳ねモノで、面白い効果があります。

 

TK-4Filters.dll

GUIなし、というのは、つい見逃してしまいがちですねえ。これまた1年ほど前に落としてパスしたのですが、もう一度試してみて、このフィルターのNotchが、実にキレがあって良いのを発見。Notchとは急激なカーブを持つFilterで、音の旨味を探すには適任です。LoFiなんかと組み合わせても使えそう。

 

endorphin v1.1

コンプを、もう一度見直し、試していて、ずいぶん前にpluginsに入れていたのに、書き込むのを忘れていたのを発見。
endorphin自体も2002年ごろなので、かなり古いですね。表示されているツマミもcomp low highとかで、通常のコンプとは勝手が違うものです。これが、質感とか、なかなか良いのです。アクティブな加工にいきそうですが、意外に奥が深く応用範囲も広いかもしれません。

 

Time Machine /JB

Samplerate変換、ビット落としのLoFiです。どちらかというとノイズ付加的な要素が大きく、サウンドの質感変化には使えない部類。
JBとしては、あまり力を入れてないのでは。


 

 

Ferox /JB

アナログテープシミュレーション、面白いですね。だけど、アナログテープというものは、そんなに極端な音の変化を持つものではないので(あったら大変ですよね)、その辺の期待より、ちょっとした効果の違い、あるいは、アナログテープの特性という方向へ極端に走る、ということでしょうか。
音のピークに、ちょっとした味があるとか、テープそのものの質感とか、本気で取り組むと、大変な労力になるでしょうけど、ついつい期待してしまう領域ではあります。
効果として面白いのは、テープスピードで、リアルタイムで変化するので、遅れと戻し等でちょいとした効果。

 

Broadcast Processor /JB

マルチコンプ。簡易ゲートや、リミッター等、音作り全体に対して親切な設計です。4つの帯域に分かれたコンプが効果的で、ステレオ幅の操作と共に独特な音作りが出来ます。音の”質”も良いので、いろんな場面で使えるでしょう。
TEST SOUND


 

omniverb /JB


↓ ↓ ↓

質の良いリバーブで、現在メインで使用しています。サウンド全体のまとまりも良くベストと言ってよいものです。設定するツマミ類も解りやすく、ゲートまであって親切。 
v2.0.2 (June 2007)
2010年現在、その後いろいろ出てきたReverbの追撃を許さず、メインで使用。ザラつかない質感の良さでしょうね。リバーブをかけたトラック増で、濁りが気になることもなく、サウンドの落ち着きが良いのです。
通常設定はデフォルトのままで使っています。 

 

 

StormGate1

シンプルなステップゲートを良いといって取り上げたばかりですが、これは納得。単純なものから複雑なものまで自在。それでいて使いやすい機能が良好。ゲートをオンオフではなく波形でADSR的にしたのが良く、音のオンオフ、立ち上がり、減衰などが視覚的にも分かり、様々な変化が可能となります。マウスで描けるのが特徴。
これだと、どんなサウンドでもリズム体に変化できますね。DRYとGATEのミックスが出来ますが、通常は、DRYを混ぜないでGATEだけで使う方がよいです。
パターンが作れるのは便利ですが、これの仕様が解り辛いです。もう少し何とかならないものかと。
左端にある、SUBDIVIDEが山の数、TOOLSIZEが山の大きさとなります。
2007年5月29日、second beta version、2007年6月11日、version 1.0.デザイン一新。
6月28日、v1.0b.、波形を描くと右側の部分が動いてしまいます。
6月29日、v1.0c:この版により、波形を描く際のバグ修正。これ以前は不便だったので一安心。

 

Firegain

Firegain is a 3-band (soft-)clipper / shaper. I have a feeling that this is similar to a "harmonic exciter".
3バンドシェーパーだそうですが、EQやエキサイター等とは違った独特の感触(価値)があります。
GUIなし。古いものでweb.archive.orgからみつけましたが、2007年10月現在、別サイトで復活しています。
作者のJonas Norbergはシンセのaudjoo_helixを作った人。

 

DVS Leveling Amp / Neon Gate


(SynthEdit)

(SynthEdit)

DVS Leveling Amp、機能としてはコンプ・リミッター。SynthEdit製だし、ありふれたと言ってしまえば、それまでですが、X3NOGATEを使った後だったせいか、このシンプルさにホっとしました(^ ^;) 。原音を壊さず、実に緩やかな掛かり具合が好感度。

Neon Gate、これもシンプルなステップゲート。今まで何種類か出ていますが、素早く思い通りのものを、という点で、これまた好感度。


 

 

X3NOGATE


(SynthEdit)

一見、シンセかという画像ですが、ステップ型複合ゲートとでもいうもの。変調した音をリズムの隙間に埋めこむのが面白いです。
色々な事が出来そうなのは良いのですが、いかにも繁雑な画面。ポイントも掴み辛いもので、溜め息が出てしまいます。こうなると、よほど面白い音が出ない限りボツなんですが、TEST SOUNDのようなもの、他では作れないかと思うと、うーん、もう少し試してみるかなと。

 

SampleReducer_b1-0

ビット落としです。LoFiとしての”味”を期待してはだめで、”汚し”に絡むところで、音の質感に感覚を研ぎ澄ましましょう。
単機能なのがよく、程度を掴みやすく、ふと思い出して、これを使うなんてこともありそうです。

 

Octaver12B

TLs-oldから。バーは、上から原音、-12、+12、左側下の小さいのがdelay。PANが無いのが残念ですが、オクターバーは、わりと古典的エフェクトでもあり、一応、置いてよいかな。可変ではなく、オクターブの高低差なので、音階ズレがなく、使い分けもできるでしょう。

 

WTF


(SynthEdit)

下記と同サイトで、ShivaShifterは音の高低変化でしたが、これは時間変化です。勿論、つじつまが合わなくなり、それがリズム変化となります。しかし、これは、何をどうするものと決めつけるより、使いみちを勝手に探り当てる方が面白いです。
私が気に入ったのは、WTF2のツマミで、これをグリグリやると、触感的な錯乱になります。一度録音したあと、ゲートでリズムシンクさせると、それなりのパーカッション的な効果となります。

 

Width


(SynthEdit)

これも右端のstereoで位相操作ができます。Stereo Enhancerという特別なものではないです。
”f”というツマミで硬質な音にもでき、サウンド変化という意味で、少しは価値があるでしょう。

 

Berrtill

distortionです。デザインは、あまり良いとは思えないですが、出てくる音は違います。
VoxengoBoogexのようなギターアンプシミュとも違い、マキシ的な潰し系としても使えそうです。応用できそうなのは6番で、TEST SOUNDで聞けるように、かなり効いています。6番以外では、かなり破壊的なものがあります。上部にある波形表示は、目安として分かりやすくて良いです。

 

SynceDelay


(SynthEdit)

左右別々で同期するディレイです。ディレイは数多くあり、製作時には戸惑うことも多く、無難なものしか手を出さない傾向はあります。エコーという単純な仕組みであるため、何ができるかハッキリ分かるというのは良いのです。
これも、その場ですぐに対応できる構造であり、重宝するでしょう。リズムでもPAD系でも使えそうです。


 

 

Stereoizer Pro


(SynthEdit)

Stereoizer LTでは簡単な時間差が主でしたが、こちらは、いろいろ操作できます。ProといってもFree。
モノラルをステレオ化するというより、左右の違いを生み、何等かの効果を得るものとして、使いみちは様々です。
TEST SOUNDも作ってはみたのですが、こういう音として、聴いてしまうのは、不自然でもあり、やめました。
実際に使って感触を得るのがよいです。

 

Mashit


(SynthEdit)

ランダム製造機。この手のものは個性によって使い分けもできるので一応ストック。非同期で使っての効果に期待。TEST SOUNDでバラけ方が分かるでしょう。




 

 

Spatty


(SynthEdit)

構造としては最も単純なものです。MIDとSIDEのバーは、センターと両サイド。センターを下げるというのは、位相の相殺で、いわゆるボーカル消しとして知られた機能です。SIDEを落とすとモノラルになります。
両サイドとセンターの3ポイントで音量調整などという高度なものを期待してはいけません。とはいえ、微妙な調整が可能であり、何等かの位相操作をやりたい時には使えます。
 

 

GMulti-GJ

GVSTが全面的に新しくなりました。GUIも画像のような統一されたデザインになっています。見た目(好みです)も使いやすさも良いです。
GMulti-GJを取り上げていますが、どのeffectも、平均以上でお薦めです。入門用としても最適ですね。

 

 

Wobbler

ターンテーブルでレコードを揺らしたりするようなものでしょうか。
使いどころで面白い効果があります。

 

ShivaShifter

リアルタイムで音の高低を変更するもの。こういうシンプルなもの、ありそうで無かったなあ。
下にも書きましたが、このサイトはDEMOを落とします。DEMOの中にフリー版が入っています。



 

Morphone

下と同サイトで、こちらは左右のフィルターがLFOのPANで混ざり合いながら動くというもの。
けっこうユニークです。単純に設定すると、そうそう使いみちが多くはないですが、2トラック分を対象に設定するとか、色々試してみたいところです。

 

Alligater

このサイトはDEMOを落とします。中にDEMO版とFree版が一緒に入っています。
このAlligaterは、ゲートの一種で、波形上に描いた設定によって音の出方を決めます。
よくあるのは、4-8-16のように段階的に区切るのですが、これはアナログ的に自在な区切りとなるので、タイミングが合わないことが、かえって効果を生んだりもします。音のでる間隔や、立ち上がりと減衰を微妙に操作できますが、ツマミはマウスを左右に動かします。上下ではだめなので、ちょっと戸惑いました。

 

NUSofting_Kaotica_Stereo

Kaoticaは、Fractal LFOによって調整される12db/オクターブ帯域通過フィルターということです。
これの有り難みは、個人的なものかもしれません。ちょいフィルターをかけたパーカッション系の音などに使います。何にでもというのではなく、限定された使い方ですが(私の場合)、他では難しいので。

 

dbFree

これは、なかなか優れもの。複合エフェクトですが、Ringmodulatorの効きが気に入りました。その他エフェクトも良好で単体としても良品です。フリー版は2つのエフェクト合成ですが、左右ではなく、上から重ね、です。
TEST SOUNDは、リングとオートパン、このテスト音、分かりやすいのでドラムにかけましたが、どういう時に使うのか、何がそんなに良いのか、分かる人には解るでしょう。

 

VFilter

4つのフィルターが座標上で干渉し合うようなもんでしょうか。こういうのは初。アクティブなフィルターの使い方として、面白いものがあります。フィルターの選択等がもうすこし見やすいと良いのですが。あまり詳しい使い方など考えずに、偶然にまかせてやるのもありかな。



 

Electri-Q (posihfopit edition)

EQ、これはフリー版です。左クリックでポイントが作れ、右クリックでラインを描くと、それに近いポイントが設定されます。
Audacityでも、こういった形式でしたが、便利なものです。通常のバータイプのものは、”ここ”という点を探し、操作するのに対し、これは、全体のサウンドを掴みやすいのでは、と思います。

 

TimeShifter


(SynthEdit)

Delay、Modulation、Filter等の複合エフェクト。まん中にある3Dpanみたいな(StereoFeild Matrix)のが面白い。
この組合せだからできる、というのはありますね。


 

Omnisone /JB

空間イメージ・プロセッサ(spatial image processor)、ちょっとしたショートリバーブ系の響き。モノシンセで、ちょいとした味つけに良いかも。響きの変化より位相的な要素が大きく、原音により変化が変わりそうです。
通常、モノラル定位の多い音源には、この程度かという変化ですが、PANとの兼ね合いで大きく変化するので、単音の位置定位を考えながら使いたいところ。 

 

PC-2 /JB

ノーマルなコンプ、グラフ表示が解りやすい。効果の幅は少なく簡易的。





 

Nullpointer

8つのモノラルPluginsが入っていますが、個人的に興味があったのは2つ。
Z-SpShiftは音声シフトですが、何もしないでベールにかかったような音がFilter使いには、たまらない傾向。ピッチ操作でちょい加工が使えそう。
Z-Cutterは、音をブツ切りにします。元音源によって、いろいろ工夫すると良さそう。
試聴は、元音、Z-SpShift(フェーダー操作なし)、Z-Cutterの順(操作あり)。

 

Choralozoide

harmonizer, picth shifter, autotuner, voice doubler,effectizer複合エフェクト。
monophonicでの入力によるchoir的エフェクト処理とでもなるのでしょうか。和声的には破壊的になりますが、設定如何によっては、かなり面白い効果が得られます。リバーブの質も良く、使い所が難しいですが、例の無いものだし、色々試してみて損はないでしょう。
(サイト消滅/kvraudio.com/developer_challenge_2006 注:ログインユーザー)

 

FFTfun

ちょっと変わった感触のディレイ。Modulation freq /amplitudeというのがあり、原音を加工する。変則リズムが面白いかも。


 

 

Distroyr v1.20 VST


(SynthMaker)

Distortionは、一気に汚し系へ変化してしまうものが多いですが、これは、微妙な変化が可能で幅広く使えます。
潰したい音というだけでなく、サウンドの質感に変化を与えたい時など、NXTPhaseLEと同様な使い方もできそうです。
2007-11月v1.20。

 

NXTPhaseLE

Phase Shifter、free version。面白いGUIですが、奇を衒ったものではなく本格的な内容。加工される質が良いです。変化が大きく、原音を変えてしまうというより、原音の質感を保ちつつ、加工するような、好印象でした。
サウンドの中で、他とは少し違った感じで、差別化したい時でも使えそうです。
(2008-4 配布終了、上記リンクは別サイトから→入手可能)

 

ModernTransformer/ModernVFME


(SynthMaker)

更に増えていたModern。Lo-Fi style sound と、汚し系ですが、面白い効果があるので追加。

この他にModernFFTKomfは、FFTメーター表示のコンプ。


(SynthMaker)

デザイン(GUI+機能、実機似等々)の変化で作られたコンプ系が多いが、ModernVFMEは、深さ・効きが、一番気に入りました。微妙に違う効果は、好みで選べて楽しいです。

 

Voxengo SPAN

スペアナです。音を加工するわけではなく、目安として"見る"だけのもので、必需品ではないのですが、バランスを確認するには重宝するかなと。
何種類か試してみたのですが、表示に関しては、まったく傾向が違うので驚きます。オマケ的なものが多いのですね。
そんな中で実用できるのは、これでした。表示の応答も認識しやすいもので、実に的確。
私の場合、Filterを多用するので、その傾向もよく出て、なる程と思えました。

 

+chebyshev

freesound bundleとして、いくつか入っていますが、その中のディストーション系-effectです。
これが独特なもので、他では得られない効果があります。元音源がコンプをかけたような、のっぺりしたものより、凹凸のある音源で低域の変化が面白いです。元音源如何で、いろいろ変りますので、これだという決まったものが無いのも良い所。しかし、これは、かなりクセもので、私の環境(WindowsME)では操作中にGUIが気絶することがあります。DAW側まで、文字フォントが異常になり、ソフトの再起動となることが頻繁に起こりました。ツマミを動かすと、3時ぐらいの位置に凹みポイントがあり、妙な変化があります。これが、また、独特な変化を生みますが、これも仕様なのかどうか;
本来なら、こりゃダメだ、となるところですが、この効果は捨てがたく、使っていきそうです。
2007年4月にVerUp(6.0.1)されましたが、依然不具合あり。
download bundle - version 6.0.2(2007-5)

 

ModernVariME


(SynthMaker)

また増えてました。元機に似せたデザイン嗜好でしょうが、左右別々のコンプは面白い存在です。
この他にModernPhoenix.が、効きの違いとして存在感があるけど、MEでは終了時にフリーズ。残念;;
ModernIllusionisterは、音の配置(PAN、EQ系)が主眼のようですが、あまり使わない。
ModernExciterは、高域はたいした事はないけど、低域が、かなり低い音。ヘッドフォンでは共振領域外のようで、ヘッドフォンケースが揺れる。スピーカーでは危険領域かも。
http://www.gersic.com/plugins/hosted/antress/

 

E-Phonic LOFI/XPressor



LoFi(上)とcompressor(下)。ページの一番下、画像もなくて見逃していたけど、これは使ってみる価値がありそうです。まず、LoFiの方ですが、ビット落としというより、汚し系です。パラ群は他にないもので、面白い効果があります。完全に汚してしまうのではなく、やや、というのもありなので、微妙なところを狙えるでしょう。
compは、予想外に質の良いもので、GeneCompのように原音を損ねないようなものから、アタックの修正まで、的確なポイントを探しやすいのが特徴です。 




 

blueline2

EXEのインストールタイプで、複数のeffecterが入っています。
BluePhaser、BlueFlanger、BlueChorus、BlueDelay、BlueMultiTap、BlueParamEQ、BlueFilter、BlueGate、BlueCompressor、BlueReverb、BlueStereo
動作的な効き具合が的確で、安定しています。目に付いたのを上げると、Compは補正というよりも能動的に音作りで使える。Gateは微妙な範囲の効きが良く、メイン候補。この2つが個人的には好み。
Reverbは使えないです;

 

Kriptonia_0.8


(SynthEdit)

FilterとLFOを用いて、複雑な音処理ができます。Filterの質も、まあまあで、SynthEditで、ここまで出来るのかと感心してしまいます。操作は覚えるのが大変そうなので、もう少しプリセットがあるとよいのですが。



 

Dual Delay

エフェクト構造としては、シンプルなディレイですが、意外と使い道に幅があり、効果に苦労する場合もあります。エコーが出ればよいというだけでなく、ステレオ化という面もあり、目的に合ったものをいくつか揃えておくと便利です。
例えば、これは、リズムの隙間にディレイを加わえ、簡単にリズムパターンの変化が得られます。

 

 

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