Convolution Reverbは別ページにて。/一部OSによる起動不可の問題
Compressor、Limiter、Maximizer(コンプ、リミッター、マキシ)簡易説明
純正品のコンプ。また一つコンプの優れものが出ました。
ブリックウォールリミッター(またはクリッパー!)として機能することができると、マニュアルにありますが、原音を損ねない質の良さがあります。
大きく音圧を稼ぐ事もできますが、マスターコンプとしての制御で威力を発揮しそうです。
Audio
DamageもMEで動かなかったので初です。さて、どんなものかと試してみたら、なかなかの優れもの。
シンプルなコンプなのですが、ノブの動きと効きが、とてもスムーズ。滑らかに変化するのが気持ち良いです。コンプとして何が必要なのかを把握しやすいので、曲作りで即使えるでしょう。質感も良く、無理やり押さえつけてる感じがしないので、種類の違う音を慣らすようなトラック作りもできそうです。
limiter to tame a Trombone at a live event. The
SL-1 performs well on Saxophones, Trumpets and
Female vocals that fall within the Alto range.
ということで、中域のクリッピングを抑えるというもの。まるでCompみたいですが、目的としてはlimiter。
特有の個別音源にかけるべきで、マスターで使用するべきではないようです。ダンスミュージックには向いていないという記述もあります。
実際に使用した下段の波形をみると、確かにトゲがうまく抑えられています。試しに全体に掛けてみると、アタックが潰され、音の立ち上がりが甘くなるようなので、やはり部分的な使用が最適なのでしょう。
曲の終盤で盛り上がった時、ストリングス系の音を、うまく乗せる場合なんか良いかも知れません。
Sir
Elliotのlimiterは、どれも優秀品なので、使い所で選ぶと良いでしょう。
ダウンロードは、上部にあるGlobal
Download Sectionから。
AntaresのModernシリーズで新パック内には納められていない一つ。Antaresは、どちらかというと、中身より外見的な印象があるのだけど、これはシンプルで使い勝手のよいコンプです。
コンプ選択肢として、一つの機種で微妙な設定をするだけでなく、それぞれの個性にあった機種で使い分けるのも良いのです。
これは音量と潰しのノブ2つだけで、使ってみれば、ああ納得というもの。これでOKという場合が多いはず。
そして、同じSynthMakerで構造も同じようなOPTRON3Aは、いやな歪み方をするのに対し、こちらは歪まない優秀品なのです。
2005年のものですから、随分前のものになります。自分のVSTフォルダには入れてあったのですが、何故か忘れていたもの。国産ものの再認識ということで。
マルチバンドコンプというのは、機能として、なる程なという思いはあるけど、どんな状況で使うかとなるとイマイチ認識不足だったりして、使う頻度もなく忘れていたというのが正直なところです。
今回使ったのは、コンプというよりEQとしてで、通常のEQでは出せない質感、音の旨味みたいなのがあって、主役はEQだなと。
勿論、コンプとしての効きも鋭いので、その場でいくらでも調整できるのが有り難いところです。
EQとしては、3バンド、パラEQ(Parametric
EQ)で下の段で3つに別れています。
ちょいと戸惑うのは、ミュート・バイパスのところ。バイパスはコンプのことで、これをクリックしないとコンプが効きません。
左上には帯域のクロス部分を調整できるのですが、サウンドの把握はGUI表示されないので難しいです。逆に、感覚的に音を探る感じで操作する方が良いかもしれません。TESTSOUNDは、ちょいと高域を上げただけ。この質感は鋭いです。
TEST
SOUND(オリジナル) |
TEST
SOUND(C3で加工後) |
一見してSynthEditかなと思ったら純正品のcompressor。これ、優秀品です。
- aggressive hammering sound、- suits for rock drums and
bass、という言葉通り、能動的なサウンド作りを特徴とするのは、使う側としても選択肢の一つとして有り難いもの。
また、効きが良く、汚れた質感にもならないところは、Filterでの調整を含めて、サウンドの幅が広がります。コンプを作る、で終わらず、最終的にどんな音を作るかを想定しているのが良い感じ。Forumも活発で、更に進化してるようです。現在のVerは(2011-01-28:
0.2.130)
TESTSOUNDは、Thresholdを徐々に上げ、次にattackを緩くしていく、という過程です。
これは、あくまで効果を確認するためなので、これがMolotの音ではありません。使用時は適切に設定。
|
TEST SOUND アタックを強調するのか、逆に潰すのか、という場合も楽に設定でき、効果をイメージしやすいです。 |
簡易コンプです。2つのツマミだけで、右側で潰し加減、左側で音量、これだけです。このシンプルさが良いです。
しかし〜です、何故コンプには、いろいろツマミがあるのかという事。その答えが、このコンプにも見られるかもしれません。要するに、音量を上げると汚れるのです。LoFi的でもなく、音圧過多でもなく、歪みとして嫌な汚れ方をします。それを知るのは、とても勉強になります;そういう意味でも取り上げました。では、マイナスだけかというと、そうではなくて、歪まない範囲で使えば、この簡易さで良い場合もあり、コンプとしての価値は持っていると思います。
音圧上げのMaximizer。以前はパスしてしまったのだけど、純正品でもあるし、質も良いので取り上げます。
操作はThresholdとOutput
の2つだけ。Thresholdバーを移動させることで、どこまで小さい音を上げるのか、設定はそれだけ。その設定でOutput調整となります。
テクノやトランス系では重宝されるMaximizerですが、音が元気になるということで、幅広く使われる事も多いと思います。だからといって、何でもかんでも通すというのは考えものなので注意点などを少々。
音が元気になる反面、短所は、音の輪郭が曖昧になる。分離も悪くなる。繊細な表現は打ち消される事もある。要するに、小さい音を上げるわけですから、キータッチの変化、表現は、より少なくなるわけです。
個人的にMaximizerは、ほとんど使いませんが、エフェクトの可能性として大事なものの一つではあります。
Sir ElliotのPeak Limiterに続いてMaster
Limiterです。こちらは色々と設定が可能になっていて、ツマミをみると、コンプのようですが、動作はコンプとは異なり、リミッターとしての変化。なる程な、というか、この辺のコンセプトは的確です。
音を潰すのではなく、サウンド全体のバランスを保ちながら一定の範囲を越えないという仕様は、Peak
Limiterもそうですが、個別のトラックではなく、マスターエフェクトとして使うものでしょう。
リミッターです。操作はヴォリュームがあるのみ。しかし、これ、マスターエフェクトに入れて、各トラックの音量を上げても殆どわかりません。
シンセの間に入れて、目一杯音量を上げて、オンオフを繰り返しながら録音してみたのが下の画像です。
オンで凹んでいるの見て初めて機能しているのが理解できる感じです。聴いていてよく解らないぐらい、というのは、それだけ原音を損ねていないという事になります。まるで、見えない命綱、凄味を感じます。
ある音量を超えると作動し、そこからは潰れてゴメンというのは、コンプ。リミッターとの違いが理解できるでしょう。
(注)上部左のスイッチをオンにして作動。起動直後ではオフになっています。
複合エフェクトで、Exciter、Ambience、Compressor、Extra
Bass、下段グラフに簡易スペアナが表示されます。
それぞれのエフェクトに、バーが一つ付くだけの単純さが良いのです。簡易は安易と違って、必要なものだけ手っ取り早く得られる特徴とも言えます。
トラックごとの音作りをする上で、直感的に素早く求める音に近づけるかもしれません。
・Exciter:高域強調ですが、EQでのものとは本来違う過程で得られるもの。派手なものではなく素直に効きます。
・Ambience:小部屋の響き的なルーム・シミュに近いもので、この質感の変化は貴重なもの。
・compressor:簡易に音圧を上げてくれます。
・Extra Bass:低域強調、調整として。
まん中にある、現時点では搭載されていない3Dが気になりますねえ。
コンプといっても、コンプ特有のツマミ類はありません。これは、音圧調整に的を当てた狙いでしょう。
簡単に音圧を上げたいけど、あまり派手にはしたくない、という時に最適。Analogue
Tube
Compressorという名目で、原音を壊さず音圧を上げてくれます。キックが潰れるような激しいもの、テープコンプのように地味なもの、その中間的な存在でしょうか。
この手のエフェクターは数多くありますが、それぞれに個性があるので使い分けられると思います。
これまたコンプ。特徴が凡庸ならパスするところですが、これがなかなかの特技を持っています。
簡単なEQとFilterを持っているのですが、変形サウンド作りに役立ちます。別にEQ等と組み合わせればと思うかもしれませんが、コンプでの潰し加減とハイパス等の具合は即座に音として現われるので新鮮に感じます。
原音を壊さないでかけるマスター用ではなく、変形トラック用として。
EezySqueeze v2.00 Compressor ★
わりとシンプルな構造のコンプですが、普通に作ったコンプというより、やってやるぜ的な意図がはっきりしています。潰しの効きが凄いのです。
まずは、左の画像をみると解る通り、途中から効果をかけたのが一目瞭然。みごとに潰れています。別のコンプでやろうとすると、けっこう加減が難しかったりしますが、これは簡単にできるのが特徴。そういう意味で使い分けとして覚えておくと便利かもしれません。
同サイトにあるSonnix Soft Knee Compressor
v1.00は、より自然に近い仕様です。
TEST SOUND
単純にコンプというだけでなく、フィルターEQ系、ブースト系、ステレオ操作系等、総合的な音色変化という意味で存在感があります。
ただし、無料のLE版ということで、Threshold (-25
dB)とmix(100%)ノブが固定値になっています。これで、取り上げるかどうか迷いましたが、総合的なエフェクト変化と考えれば、まあ、良いかなと。
変化の度合は、かなり広範で、リズムトラックの質感を変えたい時などは、いろいろ使えると思います。デザインも良く、右下をクリックすると、裏画面になったりするのは面白いです。
デモ版ですが、時間制限やノイズ等はなく、実際に使う事が可能です。制限は、
Inter Sample Peak (ISP) function is disabled;
(ある意味最大の特徴かも?*ISP=デジタル→アナログ補完ノイズ。)
The parameter display is disabled;
Output scales K14 and K20 are disabled.
というものです。
機能は、リミッターですが、今まで優秀なフリー版を出しているJB(Jeroen
Breebaart.)ということで、あらかた想像はしていたのですが、それ以上のものでした。さすがに製品版にするというだけの事はあります。
音を傷めないというか、詰まった苦しさが少ないように感じました。フリー版のBarricadeとは全く別ものです。
オリジナル音源 |
|
Barricade pro |
|
Barricade pro (Release) |
|
Leveling
Amplifier、Levelingが水平、平らにするという意味で、コンプやマキシとは違えど、同系と言えそうです。
違うのは、視点がブーストの頂点ではなく、頃合いをという感じで適切な音を得るところでしょうか。2つのツマミでの調整は、大きな変化ではなく微妙なもの。
出ているものは抑え、引っ込んでいるものを上げるですが、例えば、複数トラックで同系のものを音量だけで調整するのではなく、こういったエフェクターで強引に”馴染ませる”というのもありでしょう。
Maximizer、シンプルで、使いやすいものです。マキシというより、低域ブーストという音質。キックの音色自体が変化します。個性として捉えれば、より、効果的に使う場面もあるでしょう。
Red Phatt Pro - Dynamics processor★
今まで認識しなくて使えなかったけど、1月3日新たに落としてみたら、jb_redphatt_pro_alt_demo.dllというのが追加されていて、これで初めてCubaseでも動きました。
音を出してみると、これまた驚き。Barricade pro
DEMOと同系のようですが、より、的確な音判断ができるグラフ表示がとても良いです。そして、音の加工においても音源の質感を損なわず、変化の加減がとてもスムーズです。
リミッター的な制御にも、過激に音圧上げにも使えるでしょう。
TEST SOUND(音量過多注意!!)
どこまで音圧が上がるか、グイグイ上げてますが歪みません。
Jeroen
Breebaartから2つのVST-effectが出たのですが、残念ながらRed
Phatt
ProはCubaseで認識せず。
Smash Pro は、spectral
compressor/expander/warmifier/equalizerの複合機、といっても、それぞれ個別のエフェクターという様子ではなく、まるで一つのエフェクターみたいな感じ。
それは、個別にコンプだけで使おうとか、EQだけをという使い方を想定したものではなく、総合的な音作りと思った方が良さそうです。
で、肝心の音ですが、これが驚き。タイトな質感といいい、さすがに音作りをよく知っているなあと関心してしまいます。
TESTSOUNDは、原音からエフェクト音だけになり、プリセットを順に切り換えていく過程です。EQは操作していません。実際の音作りではEQ主体で変化していくので、その辺は考慮に入れてください。
Smash_Pro_beta
227KBしかないコンパクトなコンプ。MGAです。操作は青い数字上をマウス移動。
より複雑なポイント操作を強いられるコンプですが、簡易であることでポイントを見失うというわけではなく、よけいな方向へは行かず、到達点への最短距離なのかもしれません。
TESTSOUNDでは、みごとに強音部分の山を削っています。
オリジナル音源 |
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MGA_DRaCo |
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デモ版ですが、時間制限やノイズ等はなく、実際に使う事が可能です。制限は、
Inter Sample Peak (ISP) function is disabled;
(ある意味最大の特徴かも?*ISP=デジタル→アナログ補完ノイズ。)
The parameter display is disabled;
Output scales K14 and K20 are disabled.
というものです。
機能は、リミッターですが、今まで優秀なフリー版を出しているJB(Jeroen
Breebaart.)ということで、あらかた想像はしていたのですが、それ以上のものでした。さすがに製品版にするというだけの事はあります。
音を傷めないというか、詰まった苦しさが少ないように感じました。フリー版のBarricadeとは全く別ものです。
オリジナル音源 |
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Barricade pro |
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Barricade pro (Release) |
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Leveling
Amplifier、Levelingが水平、平らにするという意味で、コンプやマキシとは違えど、同系と言えそうです。
違うのは、視点がブーストの頂点ではなく、頃合いをという感じで適切な音を得るところでしょうか。2つのツマミでの調整は、大きな変化ではなく微妙なもの。
出ているものは抑え、引っ込んでいるものを上げるですが、例えば、複数トラックで同系のものを音量だけで調整するのではなく、こういったエフェクターで強引に”馴染ませる”というのもありでしょう。
Maximizer、シンプルで、使いやすいものです。マキシというより、低域ブーストという音質。キックの音色自体が変化します。個性として捉えれば、より、効果的に使う場面もあるでしょう。
ReaXcomp、Unlimited band
compressor、帯域別のコンプで、サウンドの質感変化が鋭く、いわゆるコンプの登場場面だけでなく、応用範囲は広いのではと。
3band
compressor、低・中・高で設定が可能。シンプルなGUI、ツマミの位置ではなく、グラフで表示されるのが、とても分かり易いです。
AGC(Auto Gain
Compensation.)というのがあり、リミッターとしても、かなり強力(適切)な効果があります。
それぞれのコンプはPC-2を3つ並べたようなもので、一つのコンプとしてより3つの帯域別であることが、このコンプの性質上でも良い効果を得られています。
parallel compressor
、distortion等の複合。名前の通り汚し系ですが、加減を問わず汚れてしまいます。
ノイズ付加、潰し、と分けて考えるより、質の悪いアンプ系のようでもあります。一貫して流れるヒスノイズ的な高域成分が特徴的。これをどう捉えるかは使い手次第、けっこうポイントは難しいかも。ドラムにかけての効果も、全体のアンサンブルで、変わってくるかもしれません。質感的にも良好。
KVR
ForumからCompEq VST
freeware。上段がコンプですが、コンプとしての性能、効きは、ちょいとゆるいかな。でも、EQの方が効きが鋭く、こちらをメインとして考え、コンプはオマケ程度に考えるとよいかも。
総じて大味ですが、使いやすさがあり、中域のタイトさを持って、ブースト物としての存在価値はあるかもしれません。
TLsの新シリーズから、Limiting
Amplifierです。リミッターなのかコンプなのかアンプなのか、まあ、名前はどうでもよくて、その機能ですが、ピーク点以下の音をよい感触で上げてくれます。残響として減衰する音が浮き上がってくるのも得意で、そういった意味での能動的な使い方ができそうです。
一つのコンプ・リミッター等々を熟知するのも良いですが、得意技を決め込んでというのもありでしょう。
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BLOCKFISH、コンプです。ユニークなのは下画のように、回路調整のような画面に入れるところ。これは左端の小さいのをクリックします。微調整のようなものですが、サウンドは変ります。
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コンプを、もう一度見直し、試していて、ずいぶん前にpluginsに入れていたのに、書き込むのを忘れていたのを発見。
endorphin自体も2002年ごろなので、かなり古いですね。表示されているツマミもcomp
low
highとかで、通常のコンプとは勝手が違うものです。これが、質感とか、なかなか良いのです。アクティブな加工にいきそうですが、意外に奥が深く応用範囲も広いかもしれません。
マルチコンプ。簡易ゲートや、リミッター等、音作り全体に対して親切な設計です。
4つの帯域に分かれたコンプが効果的で、ステレオ幅の操作と共に独特な音作りが出来ます。
音の”質”も良いので、いろんな場面で使えるでしょう。
TEST SOUND |
(SynthMaker)
更に増えていたModern。Lo-Fi style sound
と、汚し系ですが、面白い効果があるので追加。
この他にModernFFTKomfは、FFTメーター表示のコンプ。
(SynthMaker)
また増えてました。元機に似せたデザイン嗜好でしょうが、左右別々のコンプは面白い存在です。
この他にModernPhoenix.が、効きの違いとして存在感があるけど、MEでは終了時にフリーズ。残念;;
ModernIllusionisterは、音の配置(PAN、EQ系)が主眼のようですが、あまり使わない。
ModernExciterは、高域はたいした事はないけど、低域が、かなり低い音。ヘッドフォンでは共振領域外のようで、ヘッドフォンケースが揺れる。スピーカーでは危険領域かも。
(SynthMaker)
コンプとしての正統的な質の良さがあり、EQとして低、中、高のゲインを持ちます。効きとしてはModernAmplifierと同質、設定の細かさと、EQ部の使い方で選択することになるでしょう。
(SynthMaker)
簡易コンプ+アンプ。デザインも落ち着いた良い雰囲気で、音もよく鳴るような気がしてきます。コンプやリミッターの質を問うというのは難しい点で、効き具合が自分の感性に、いかにマッチするかでしょうか。
音の加工として能動的にサウンドを変える事もよく、応用範囲は広いです。TEST
SOUNDは、前半は原音、後半でエフェクト・オンです。
TEST SOUND |
EXEのインストールタイプで、複数のeffecterが入っています。
BluePhaser、BlueFlanger、BlueChorus、BlueDelay、BlueMultiTap、BlueParamEQ、BlueFilter、BlueGate、BlueCompressor、BlueReverb、BlueStereo
動作的な効き具合が的確で、安定しています。目に付いたのを上げると、Compは補正というよりも能動的に音作りで使える。Gateは微妙な範囲の効きが良く、メイン候補。この2つが個人的には好み。
Reverbは使えないです;
こちらもKVR Developer Challenge。コンプです。
画期的なのが、グラフ表示。何がどうなっているのか一番解り難いのがコンプなので、ツマミの位置よりもグラフ表示で把握するのは、とても便利だと思います。性能としては平均的。
コンプはエフェクトの中でも設定の難しい部類でしょう。効果の度合を認識するのが、なかなか大変なのです。
かなり使い込んで馴れているものでも、高機能であるほど、その都度設定に手間どってしまいがちです。
あまり考えなくても一発決めてくれる、シンプルで効果の優れたものは有り難いものです。
こちらは、Enhancer、Compressorなどの総合的なセットもの。
オシロスコープも付いていて、全体的なマスタリングなどで使えるでしょう。
効き具合も良好で、なかなか良い感じです。
TEST-SOUND |
どちらも自然な感じで応用範囲は広いと思われますが、逆な見方をすれば、ソースによってノーマライズとの差は僅かと言えるかもしれません。
3の特徴は、スペアナ表示があって、見た目の確認ができます。これは、リミッターとしての作動確認というより、トラック全体の認識用として使うべきでしょう。
maximizer、音圧上げですね。汚い音になるなら、いくらでもあるけど、歪まずにピーク近くに持っていき、原音を損なわないものが良質。これは低域の締まった感じが、とても良くて操作も単純明快。
上記URL欄の上部にあるftpを参照。(old-tbt-vstplugins)
あるいは、別サイト
BuzzRoomの旧品を置いてくれているサイトのようです。こういうのは有り難いです。
マキシマイザーはリミッターと同系で音圧上げ。
BuzzRoom製は、とにかく音を壊さないで気持ちよく奇麗に仕上げます。
VST-effectを色々試していると、このギリギリのラインで使い分けが必要となる場合もあります。
TEST-SOUND |
リミッターはピークを抑えて全体を、そのピークに合わせるもの。だけど、やっぱり音が歪んでしまうものもあり、程度が難しい。その点、これはシンプルそのもので、ゲインを上げていくと、全体の音量が上昇していくのがはっきり分かります。
音は潰れていくけど、歪み限界ギリギリ。
2つしかないツマミの右側、これがリミッター設定だけど、これをOFFにすると、上がった音量が一気に歪みだらけになるので、リミッターとしての効果がよく理解できるし、使いやすいものだと思います。
リミッターは、本来小さな音像を大きくしていくので、少量だったノイズ成分も大きくなります。全体の音が大きいとマスキングされて分からないからよいのですが、曲中に”間”があったりすると、不自然なものになりますので要注意。
ダイナミックレンジも結果的に小さくなり、全体が汚い音になる場合もあります。ほどほどに。
TEST-SOUND |
帯域分割でのコンプで、高・中・低、が独立して設定できます。アクティブに変化を求めるのに良いですが、帯域分割のないGranCompは全体のまとめとしてマスタリング等にも向いているでしょう。リミッターも付いています。試聴サウンドは、あまり大きな変化はださず、中高域を上げ、低域をやや押さえる傾向に。後半に原音。
TEST-SOUND
コンプの設定は難しい。ツマミの効きも違うし、性質もある。これは、プリセットで面白みがある設定で、効きも良い。
コンプは頭を押さえつけて尻を持ち上げるようなもんで、ノイズは必然的に多くなるのを認識しておくこと。
TEST-SOUND
設定はアタックを強調するもの。
ツマミはThresholdだけというシンプルなミッター。使いやすいだけでなく、的確なバランスが得られます。
TESTSOUNDは、コンプの挙動を見るため中間部で、あえて強い音を加えたもの。
最初が原音(波形上)。
2番目がClassic Master
Limiter(CML)、(波形中上)全体の音量上げとバランス。強音時の音圧はやや上がる。
3番目がBarricade pro DEMO(波形中下)。CMLと同様の設定。
4番目はBarricade pro
DEMO(波形下)のリリースタイムを上げたもので、全体的に平坦なバランス設定。強音時は、やや引っ込める感じ。リミッターというよりコンプ機能。何をしたいかによって使い分けるという例です。
オリジナル音源 |
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Classic Master Limiter |
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Barricade pro |
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Barricade pro (Release) |
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「Waves L1 Ultramaximizer」のクローンとして作られた「W1
Limiter」(Free)、Limiterと名前が付いていますが、Limiterではないですね、本家同様Maximizerというべきでしょう。(先読みタイプのEffect)
W1は評価の高いEffectで、簡易音圧上げとしては優れたEffectです。
Limiterとは違い、原音は、めっちゃ変ります。
徐々にThresholdを下げて(音量を上げて)いくとこうなります。
圧迫感が増し、いかにもMaximizer感触。